ようこさんは長男の健と暮らし、幼い娘は義両親が面倒をみてくれることになり、一家は離散。
タク男から養育費ももらえず、勝手に貴重品を売り払われてしまったようこさん。仕事を掛け持ちしながら苦しい生活を続けること数年、仕事が軌道に乗りようやく3人で暮らせるようになりました。
子どもたちはまだ離婚したことを知らないため、タク男は大好きなお父さんのままです。そんな理由もあり、突然連絡してきたタク男に対して、ようこさんは養育費を払うことを条件に、子どもたちも交えて会う約束をしました。
しかし、当日タク男は待ち合わせ場所に現れず、電話をしても連絡すらつかなかったのです。
子どもたちとの約束すら裏切る父親
タク男に会えないとわかった子どもたちは悲しそうで、申し訳なく思うようこさん。翌日もタク男に電話をしてみますが、結局連絡はとれずじまいでした。
すると後日、なぜかフランスパンを片手に突然家までタク男が押しかけてきたのです。美紀がいたため追い返すこともできず、ようこさんは学校にいる健をみんなで迎えに行こうと提案します。
しかしタク男は疲れているからとそれを拒否。ようこさんはふつふつと湧く怒りを抑え、子どものために笑顔で平常心を装うのでした。
何の連絡もなく子どもとの約束をすっぽかし、平然とした様子で現れたタク男。まがりなりにも子どもたちにとってはたったひとりの父親なのに、少しも申し訳なさや罪悪感はないのでしょうか。
今はようこさんも子どものために家族として振る舞っていますが、今後も子どもたちを傷つけるのであれば、さすがに堪忍袋の緒がきれてもおかしくはないですよね。
子どもの笑顔を見ても反省の色を見せず、自分の疲労感や気持ちを優先しようとするタク男には、すでに父親としての愛情も疑わしく思います。これ以上ようこさんと子どもたちの生活を掻き乱すことはしてほしくないですね。