春子さんの一瞬変わった表情に気づき、心配していた茶子さん。
ただ、大きなトラブルにならずホッと胸をなで下ろすのでした。
ある日保育園へ娘を迎えに行くと…
保育園でけがをした茶子さんの娘。
先生からの話では、秋子さんの息子・あきくんが投げたボールがおでこにぶつかってしまったよう……。
茶子さんは娘の不注意もあったことを知り、謝罪する先生に「気にしないでください」と声をかけます。
茶子さんの娘も「あきくん謝ってくれたから大丈夫」と平気そうな様子。
家に帰るころには、おでこの赤みも引いていました。
幼稚園では双方で話をすることになっていたため、秋子さんとも話した茶子さん。
秋子さんは恐縮して謝罪し、治療費の話もしてきました。
茶子さんは「たいしたことなかったし、お互い様!」と特に気にしていなかったのですが、そこへ春子さんが声をかけてきます。
別の場所へコソコソ移動すると「大変だったね」と話し始めます。
そして「けがさせられたんだって?」といじめを心配する春子さん。
茶子さんは春子さんの言い方に違和感を覚えるのでした。
茶子さんの娘のけがを聞いて、声をかけてきた春子さん。
しかしその話し方は一方的にあきくんが悪いような言い方で、茶子さんは驚いてしまいます。
あきくんがわざとボールをぶつけたわけではないことや、茶子さんの娘の不注意だったことを知らないのでしょう。
茶子さんを心配する気持ちはわかりますが、状況をはっきり知らないのに一方を悪者扱いしてもらいたくないもの。
ちょっと聞いた情報から、無意識のうちに誰かを悪者にしないよう気をつけて発言したいものですね。
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