婚活パーティーで出会った40代半ばの女性
昔、回転寿司型の婚活パーティーに参加した男性。回転寿司型の場合は男女別に椅子が並べられていて、「回転寿司タイム」になると男性が席を移動し、女性1人ひとりと会話をします。
回転寿司タイムに入り、40代半ばの女性と話すことになった男性。椅子に座ろうとしたとき、彼女が手にペンとメモ帳を持っていることに気づきます。はじめは特に気にせず「はじめまして」とあいさつをする男性でしたが、女性はぶつぶつと何かを呟きながらメモ帳を見つめるだけで、男性とはまともに目を合わせてくれません。
何を書いているのか?メモ帳を覗き込むと…
その後、男性がさまざまな話題を振っても女性は相槌を打つことも頷くこともせず、ただぶつぶつとひとりで何かを呟きながらメモ帳を見つめています。気になった男性が女性のメモ帳を覗き込むと……そこには男性参加者全員の番号と年収が書かれていました。
ーー相手とひと言も喋らず年収だけをメモするなんて本気で婚活をしていないのか?もしや婚活パーティーに潜入した何らかの調査員か?
ーーでも、そうじゃないのなら、自分が条件とする年収をクリアした男性とだけ喋るってことか……?
結局、女性の目的は不明なまま終わってしまいましたが、男性はこのときの女性の行動があまりにも異様だったため、当時のことを今でも鮮明に覚えているそうです。
ようやくテンプレ以外の返しがきたと思ったら…
次に紹介するのは、結婚相談所に登録している38歳の男性が、28歳の女性とお見合いに進んだときのエピソードです。
最初にあいさつを交わしたきり、男性がいろいろな話題を振っても「うんうん」「へー」「はい」「いいえ」しか返さない女性。そのまま何の手応えがないまま男性は50分間も話し続け、疲労を覚えながら旅先の山で見たきれいな景色の話をしたところ、女性からようやくテンプレ以外の返答が! しかしその内容は「私、海のほうが好きなんですぅー」というもので、男性は思わず言葉を失い「そうですか……」としか返せなかったそう。
なぜお見合いを受けたのか尋ねると
女性が何を考えているのかわからなくなった男性は「人見知りされるんですか?」と質問してみたのですが、女性から返ってきた言葉は「いいえ」。「もうちょっと会話に積極的になってくれ!」とイライラが募った男性は、聞いてはいけないと思いながらも「お見合いを申し込んだのは僕のほうからですが、どうして受けてくれたんですか?」と、つい聞いてしまったそう。すると、女性は少し考えてから「う〜ん、なんとなく」と答えたそうです。
これ以上話しても無駄だと判断した男性は「今、何時ですか?」と女性に時間を確認させ、「もう終わりにしましょう」と、お見合いをやや強引に終了させます。戸惑う女性の前で、男性は2人分のお会計をきっちり済ませてから帰宅。その後、結婚相談所を介して女性から男性宛てに「真剣交際はお断りさせていただく」旨の連絡が届いたのですが、男性はむしろその連絡にホッとしたそうです。
今回は、結婚相談所の代表を務める来島さんから「婚活で実際にあった怖い話」を教えてもらいました。ぶつぶつと何かを呟きながら年収だけをメモする女性と、お見合いを受けたのにほとんど何も喋らず、何を考えているのかわからない女性。どちらも男性からしたら怖い存在に思えてしまいますね。
幸せな未来を掴むためにも結婚相手はきちんと選びたいもの。婚活の場では「この人合わないかもしれない」と直感が働いたら関係を発展させず、早めに切り替えて別の方との機会を設けるほうがよさそうです。
イラスト/にしこ
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