赤字家計を見直したわが家
将来を見据えての家計管理ができていないことに気がつき、家計簿をつけたところ、かなりの赤字家計だったことが判明しました。その後は支出の把握や、1カ月にかかる費用の予算を決めることにし、無駄な出費を抑えることができるように。
夫婦でお金の使い道を話し合う時間を設け、お出かけするときはなるべくお弁当を持って行くようにしようとか、買い物に行くときは予算を決めようといった感じで、以前とはお金の流れと行動が変わったと思っていました。
欲しい服を勝手に買う夫
そんなある日、もともとファッションが好きな夫が、どうしても買いたい服があると相談してきました。夫は服を着るというよりも、お気に入りの服をコレクションしたいという願望が強いため、私は「本当に着るなら買ってもいいけど、ただ持っていたいだけならやめて」と伝えました。それを買ってもOKと捉えた夫は即購入。いつも家事や育児、仕事も頑張ってくれているため、私も了承しました。
しかしその3日後、夫はお気に入りのシャツを見つけ、ネットで購入してしまったと言うのです。私に報告したときには既に購入済み。「なぜ?」 と思いイライラしましたが、それはずっと前から欲しがっていたシャツで、定価よりも安く買えたということから、それ以上は責めませんでした。
さらにその翌週のことです。急に気温が低下し、寒くなったから防寒防風のズボンを買ったというのです。しかも、そのときも購入後に報告。さすがにこれには私も大激怒。夫は、私が自分の欲しい物を我慢しているのに、夫ばかりどんどん買っていることに怒っていると思っていて、それにも腹が立ちました。
号泣する私と夫で話し合いに
私が怒っているポイントは、自分ばかり欲しい物を我慢しているということではなく、家計を管理して無駄遣いを控えようと話しているのに、ひと言の相談もなく次から次へと服を買ったことです。
しかし、それが伝わっていない夫は、「俺だって仕事のストレスもあるし、家事や育児もやっているつもりなんだから、これくらいの楽しみがあってもいいだろう」と言ってきました。
私は家計簿をつけていることも、予算内でやりくりしようとしていることもすべてがバカらしくなり、大号泣。私も欲しい物はありますが、自分の趣味や贅沢することだけにお金を使うのは気が引けていました。そして、号泣する私と、苛立っている夫で話し合いが続きました。
話し合いの結果、ひと言も相談せずに欲しい服を3着も買ってしまったことは悪かったと、夫が折れてくれました。
私は、今後もこのようなことがあってはいけないと思い、家計簿をつけて家計管理をしていることを忘れないでほしい、ということと、欲しい物があるときは必ず事前に相談してほしい、と念押し。今後は同じことを繰り返さないでいてくれると願っています。
著者/ Sugar111佐藤幸代
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