最後のハグ
お互いの気持ちを確かめるためにも、2カ月先の10月半ばまで距離を置くことになった2人。このんさんの気持ちを優先して最後にはしぶしぶ納得してくれたミヤさんですが、ショックのあまり車の中でうなだれたまま、黙り込んでしまって……。
距離を置きたいと話した直後で申し訳なく思いながらも、夜の12時を目前に「ねえミヤさん……送ってほしいんだけど」と頼むこのんさん。それでもうつむいて黙り込んでいるミヤさんに何度か声をかけて肩を揺さぶると、ようやくミヤさんは顔を上げたのですが……その瞳には大粒の涙が。
思わずもらい泣きしてしまったこのんさんを前に、ミヤさんは感情が溢れ出てしまったよう。距離を置きたいと言われてもこのんさんを心から愛しているミヤさんは、彼女を強く抱きしめたのでした。
ミヤさんからしたら、「2カ月後に再会したときに別れを告げられるかも」と考えると、今この瞬間が彼女と一緒にいられる最後の幸せな時間……かもしれませんよね。このんさんもミヤさんのことが嫌いになったわけではなく、2人の複雑な心境を思うとせつなくなってしまいます。
野花このんさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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