目の体操や保湿クリームも効果なし
私はこれまで目に関して特別なケアをしてきませんでした。それが今回の原因かと反省し、目のケアについてネットで調べまくりました。調べてわかった可能性のある原因は2つ。1つ目は使用しているハードコンタクトの影響、2つ目は目の周りの筋肉が加齢で衰えていることでした。
いきなり眼科に行くのは抵抗があったので、とりあえず自分でできる対策をしてみようと思い、目の体操と保湿を毎日実践。目を大きく見開いたり力を抜いたりする体操で目の筋肉を鍛え、アイクリームを購入して目の周りを保湿しました。毎日続けること1カ月、まったく変化なしでした。やはり自分の判断で問題を解決するのは難しい! と諦めて眼科を予約しました。
眼科であっさり原因がわかった!
眼科を受診するのはどうも億劫(おっくう)なので、できるだけ自分で解決しようとあらがっていましたが予約したら行くしかありません。医師に診てもらうと、あっさり原因がわかりました。原因は、ハードコンタクトを長年使い続けたことによる目の筋肉付近の腱の衰えでした。左右同じように使用していたにもかかわらず、なぜか左目の腱だけ先に衰えたようです。
しかも一度衰えた腱は元に戻らないとのこと。ということは左右で目の大きさが異なるのはもう治らず、これ以上ひどくならないようにするしかないのです。私は小学生のころから目が悪く、眼鏡生活。中学生になったころから外見が気になりだし、中学1年生でソフトコンタクトレンズをつけることにしました。
ですが近視だけではなく乱視も強かったため、ソフトレンズでは矯正が難しいと診断され、大学生になったタイミングでハードコンタクトレンズに変更しました。そこから25年間ハードコンタクトレンズを使い続け、少しずつ目の筋肉付近の腱を傷つけてしまっていたようです。
ハードコンタクトレンズを外すときは目の際の皮膚を引っ張ります。それを毎日続けたことが今回の原因でした。解決策はソフトコンタクトレンズにするか眼鏡にするか。ただしソフトコンタクトレンズに変えると、ハードコンタクトレンズより視力の矯正ができないので、乱視用を使用しても見えづらくなると言われました。
迷った末、私が取った行動は…
ソフトコンタクトレンズにして見えづらくなるのもストレス、でも眼鏡は抵抗がある、かといってこのままハードコンタクトレンズを使い続けると目の左右の大きさが異なるのはさらに悪化する……。
迷った末、ソフトコンタクトレンズへ変更すると決めました。ソフトコンタクトレンズに変えたばかりのときは、かなり見えづらく、今も遠くはよく見えません! でも少しずつ慣れてはきたので、日常生活をする上では大丈夫です。
困るのは電車を乗るときに見る案内や、車の運転をするときに見る標識が見にくいこと。ですが、それよりも目の大きさがこのままどんどん異なってしまうよりはましだと思ってソフトコンタクトレンズで過ごしています。今のところ、左右の目の大きさが前よりひどくなってはいません。
まとめ
今回の件で私が学んだことは、自分で判断せずに早めに病院を受診するのが良いということ。自己治癒力が若いころに比べて弱まっているため、症状が悪化したり、まったく改善されなかったりするためです。年を重ねるにつれ、体のあちらこちらに今までなかった症状が出てくると思いますが、これからは面倒くさがらずに医師の判断にお任せしようと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/sawawa
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著者:MA
中学生と高校生の女子のママ。天職だと思って従事していた幼稚園教諭に体力に限界を感じ、5年前に退職。次女が中学生になったタイミングでにライター・ブロガー活動を始めた主婦。