窮地を救ってくれたのは、まさかの人物!?
私は夜ごはん中にお菓子をねだり続ける次男に「ごはんを食べないなら、もう下げるね!」と言い、次男の前から料理の入ったお皿を下げました。思い通りにいかない次男は腹を立て、さらに大声で泣きわめきます。私はもうどうしようもなく、疲労困憊……。
すると、その様子を見ていた6歳の長男が「僕が泣き止ませるから!」と私と次男の間に入ってきたのです。長男は、次男の頭を撫でながら、やさしい口調で説得を始めました。「ママが頑張って作ったお料理、次男くんが食べてくれたらママはすごくよろこぶと思うよ! だからちゃんと食べようね」、「ごはんを食べたら、お兄ちゃんとグミを食べようよ!」長男からやさしく声をかけられた次男はパッと泣き止み、「わかった! 食べる」と素直にごはんを食べ始めたのです。
長男の次男に対する接し方を見て、私は次男に「どうしてごはんをしっかり食べてほしいのか」を伝えずに叱っていたことに気づきます。そして、“してほしい理由” をしっかりと話せば、幼い子どもだとしてもきちんと納得してくれるということにも気づかされました。
今後は子どもに「お菓子ばかり食べていたら栄養がきちんととれなくて、元気が出ないから、ごはんをしっかり食べてほしい」と理由を添えて冷静に話すよう心がけたいと思った出来事です。
著者:内野みお/女性・主婦。6歳と3歳のやんちゃな兄弟に翻弄されながら、育児に奮闘するママ。子どもに隠れてこっそりスイーツを食べるのが至福の時間。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています