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「もっと怒った方がいい」少女のひと言が人生の転機に。衝撃発言に胸を打たれた同性カップルは… #ゲイの決心 8

『ゲイの決心』第8話。主人公・革(あらた)は同性パートナーである新(あらた)と一緒に、道ちゃんという女の子の里親として育児に奮闘中。

ある日、動物園へでかけた道ちゃんが突然うんちをしてしまったため、革と新はおむつを替えようとトイレを探します。しかし、男性が利用できるおむつ交換場所が見つからず、困り果てていました。すると突然見知らぬ女性に「親ならこんな臭くて恥ずかしい状態で大事な娘連れ回さないよ」と無神経すぎる言葉を投げつけられます。そこに成(ナル)という女の子が現れ、道ちゃんのおむつ替えをしてくれ2人は胸を撫で下ろすのでした。



成は2人に対し「もっと怒った方がいいと思うよ。ウチのママにも。世間にも。」と問いかけます。

 

少女の思いとは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前が当たり前にできない現状があること、そして困っている人がいると言うことを発信しないと生きづらさは変わらないと成は説明します。そして「2人ともこの子のパパなんでしょ?」と言い、世の中に対し声を上げることで大事なもの、大切な人に一生懸命にならなければと成の思いを伝えるのでした。

 

成の考えや思いを聞いた2人はハッとします。それと同時に、これまでの経験を振り返りこののままではいけないと焦りに似た感覚に陥るのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

大切な人を守りたい気持ちが強い革にとって、成ちゃんの言葉は目から鱗だったのかもしれません。 これまでは、大切なパートナーとわが子を守るために、波風を立てず何を言われても我慢することが同性カップル故に多かったと思います。誰だって、できることなら平和に過ごしたいですよね。そのためにも、生きづらさを感じる人がいると声を上げることは多くの人のターニングポイントになるのではないでしょうか。革の気付きが世の中にとって前向きなものになることを願います。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターコハダさんさん

    2020年生まれの男児の母、コハダさんさんです! LGBTQ当事者。性や固定観念に捉われない目線で創作漫画や、里帰り出産で約3年間離れ離れだった家族の話などを描いてます!

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