生まれてくる子どものチャイルドシートを自分たちのお金で買ったのに、義母に怒られてしまった亜子さん。値段を知った義母は「高い!!」とさらに声を荒げます。
義母はお金が絡むとよりいっそう面倒臭くなることを経験上わかっていた亜子さんには、恩を着せたい義母の魂胆が見え見え。「抱っこ紐は?」「ベビーカーは?」と矢継ぎ早に質問してくる義母ですが、亜子さんが相場の値段を答えるたびに、「高いわね」と返してくるのでした。
数日後――。
ウキウキな義母から「親戚から使ってないベビーカーをいただいたから見にいらっしゃい」と連絡を受けた亜子さん夫妻。亜子さんは不安を抱えながら、夫と共に義実家を訪れました。そして亜子さんの予感は的中してしまったのです――。
義母がもらってくれたベビーカーは…
自信満々な様子の義母が指し示したのは、驚くほどボロボロでほこりまみれのベビーカーでした。ドン引きする亜子さん夫妻を気にも留めず、「ちょっと古いけどメーカー品だし問題ないでしょ」とドヤ顔の義母。
義父が力づくで押さないと動かないベビーカー。ベビーカーを使うのは主に亜子さんが赤ちゃんと2人で出かけるときなので、亜子さんの力で押せなければ意味がありません。
亜子さんの夫も「いらない!」と憤り、気まずい雰囲気に。空気を変えようと、亜子さんは手土産のシュークリームを差し出しました。義母がいれた紅茶とともにシュークリームを食べた亜子さんでしたが、結局最後まで義母から「買ってあげる」の言葉は出ないのでした。
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赤ちゃん用品は期間限定で使うものが多いので、お下がりをもらえるのはありがたいという方も多いのではないでしょうか。とはいえ赤ちゃんが使用するものなので、状態は気になるところですよね。なかには、ママ友からお下がりの服をもらったけれど、好みが違った、汚れが気になった、などという経験がある方もいるかもしれません。あげる立場になったときは、受け取る側に対して押し付けにならないよう心がけたいですね。