義母のまさかの行動にヒヤリ!
ある日、家族で義実家へ遊びに行ったときのこと。当時、長女は9歳、次女は1歳3カ月でした。
「みんなで少しお茶にしようか」と、義母が用意してくれていた和菓子を食べることに。みたらし団子やいちご大福があり、次女にはまだ早いので、あらかじめ持ってきた幼児向けのおやつを食べさせようと、私は荷物を取りに行きました。
すると、「あかんあかん!」と言う長女の声が。何事かとみんながいるほうを見てみると、義母が次女にみたらし団子を食べさせようとしていたのです。
私は心の中で「1歳3カ月にお団子は危険でしょ。なんならタレも味が濃いから気になる。長女ナイス!」と思いながら、「そうやね~。おいしそうやけど、ちょっとまだ早いかなぁ」と義母に言うと、「そう? でも、すごく欲しそうな顔してるよ」との返答。
「いやいや、欲しそうな顔をしていたら何でもあげるの!?」と言いたいのをこらえて、「とりあえず次女にはこのお菓子を食べといてもらおうかな」と幼児向けのおやつを義母に渡すと、「次女ちゃんもお団子食べたかったねぇ~」と少し不満そうでした。
モヤモヤしたものの、何とか回避できて安心した私。隣にいた夫も「おかん、それはないわ~」と言っていたので、夫婦の感覚が同じことに救われた気もしました。
この一件以来、義母は次女に食べさせる前に、「これはもうあげていいの?」と私に聞いてくれるようになりました。おそらくこの出来事で一番ヒヤッとしたのは、最初に義母がみたらし団子を次女に食べさせようとしているのを見つけた長女でしょう。あのとき、真っ先に義母を止めてくれた長女に感謝です。
※団子などの噛みちぎりにくい食べ物は、3歳以降を目安に、お子さんの発達状況に応じて与える時期を検討してください。また、団子に限らず、赤ちゃんに球形の食材(プチトマト、ぶどう、ウズラの卵、丸いチーズなど)を与える際は、窒息や誤嚥を防ぐために1/4程度に小さくカットして食べさせるようにしましょう。
著者:石井ゆうき
9歳と2歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。お金にまつわることに興味があり、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。