撮影した写真を見てゾワッとしたワケ
初めての七五三。かわいい着物を着て、かわいい髪型になった長女は、大はしゃぎ。しかも長女にとって、両家のおじいちゃん、おばあちゃんとお出かけというのはめったにないことだったのです。長女はもちろん、家族みんながとても楽しそうでした。
県内の大きな神社へ行き、御祈祷後、記念写真を撮ることに。長女は内向的で人見知りなため、写真屋さんは予約せず、自然な笑顔が撮れるように家族だけで撮ることにしたのです。大きな立派な木があったのでその下の落ち葉を軽くよけ、そこで撮ることにしました。
長女だけで撮ったり、全員一緒に撮ったり、そして私たち家族3人だけで撮ったりなどして、たくさん撮影しました。バタバタしていたのでカメラ内の画像を確認することなく、昼食を食べに行き楽しい時間を過ごした私たち。
そして夕方、家に着き、神社で撮った写真を夫がわくわくしながら確認すると、「これ何やろ?」と言う夫。見てみると、写真に赤いハイヒールのようなものが映っているではありませんか! 思わず「キャー!!」と私は叫びました。
写真を撮る前に落ち葉など邪魔になるものはよけたはずなのに……と、ゾクッとしました。ほかの写真には写っておらず、初めての経験でした。それはもう怖くて怖くてたまりませんでした。
せっかくの七五三だったのに、今思い出してもゾクッとする思い出になってしまいました。あれは何だったんだろう……と、今でも不思議でなりません。
著者:石井ゆうき/女性・会社員。2児のママ。秘書として時短勤務。お金にまつわることに興味があり、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
※一部、AI生成画像を使用しています