1歳のクリスマスプレゼント選び
前年は育児に追われていたということもあり、クリスマスらしい過ごし方をしておらず、「今年こそはクリスマス気分を楽しみたい!」と意気込んでいた私たち夫婦。
男女の双子の子どもたちへのプレゼントは何にしようかと、子どもたちが寝たあとにネットサーフィンをしながら候補を探す日々が続きました。
両家の親からもプレゼントを頂けることに
そんな中、両家の祖父母から「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と連絡があり、子どもたちのプレゼントを買ってもらえることになったのです。
候補があれば教えてほしいとのことだったので、私の両親には、木製の楽器のおもちゃや木製レールの電車セット、義理の両親には、子どもたちが背負うおでかけ用リュックを候補として伝えました。
私たちの候補は見事に却下!?
ところが、両家からの返信は予想外のものでした。
「楽器なんて近所迷惑じゃない?」
「1歳児にレールなんて組み立てられるのか」
「子どもに荷物を持たせるなんて……」
まさかの批判的な意見のオンパレードで、私たちのリクエストは全否定されてしまったのです……。
両家どちらからも受け入れられなかったため、私たちの候補は取り下げて、祖父母たちが選んだものをプレゼントしてもらうことにしました。
そして迎えたクリスマス前日。届いたプレゼントを開けてみると、私の両親からは大きく重たい動物図鑑、義理の両親からは細かい文字が多い絵本数冊(対象年齢は5歳くらい)。どれも1歳児にはまだ少し早い内容で、すぐ遊べるものではありませんでした。
私たちの提案は否定されたのに、届いたプレゼントも今すぐ使えるものではなく、正直「こう来たか……」と夫婦で驚いてしまいました。
とはいえ、祖父母たちが“長く使えるものを”という気持ちで選んでくれたのだと思うと、その心遣い自体はとてもありがたいものです。
せっかくいただいたプレゼントなので、子どもたちが楽しめる年齢になる日をゆっくり待ちながら、大切に保管しておこうと思います。
著者:野中 まゆ/30代女性。2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
※AI生成画像を使用しています