惣菜をつまみつつ野球観戦
試合が始まる前から持ち込んだお惣菜やお菓子をつまみ、ちょうど良い具合におなかも満たされてきたところで、いよいよ試合がスタート。私はいつも外野席で応援しているのですが、自分の応援しているチームの攻撃になると立ち上がり、大声を出しながら一生懸命応援しています。
この日は特に調子が良く、打線がつながる場面も多かったため、応援でジャンプしたり歌ったりする時間が長く続きました。そのうちに、さっきまで満たされていたおなかがまた空いてきてしまい、結局、球場で売られている食べ物を買いに行くことに。
そのとき、私は「持ってきた分は全部食べきった」と思い込んでいたのです。
最高の気分で帰宅したまま…
試合は見事勝利！ 最高の気分で家に帰り、その日は楽しい余韻に浸りながら眠りにつきました。
ところが――。それから1～2週間後、自宅でゴロゴロしていたとき、ふと「なんだか変なにおいがする……」と気になりました。部屋中を探してみると、そのにおいの発生源は、あの日使ったリュックサック。
「えっ、なんで？」と不思議に思いながら恐る恐る中を開けると……なんと、中には腐った照り焼きチキンが！
リュックを処分するはめに
あの日、持ち込んだ食べ物を食べ尽くしたつもりでいた私。しかし実際には、照り焼きチキンだけがバッグの中に残っていたようです。
気付いたときにはすでに手遅れで、強烈なにおいは落とせず、結局リュックは泣く泣く処分することになりました。
まとめ
それ以来、安いからとスーパーで買わずに、球場で売られているごはんを楽しむことに決めました。実際に食べてみると、値段は少し高めでも味はおいしく、種類も豊富で驚きました。まさかの失敗から、球場飯の魅力に気付くきっかけになった出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者：坪井ゆうき／20代女性・会社員
イラスト／さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年9月）
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