1月生まれの男の子には、新年にぴったりの漢字を使った名前が増加していました。
龍
2024年は辰年。寅年になった1月に「寅」「虎」を使った名前が急増したように、かっこいい干支になった年に干支の漢字を取り入れた「干支ネーム」が増えることがあります。
1月は「龍」という漢字を用いた「ドラゴンネーム」が増加していました。
「龍飛」「龍生」「龍希」といった名前が人気。「龍」を用いた名前は全部で21種類のバリエーションで名付けられていました。
「龍」はその豪快さと貴重さから縁起の良い動物とされ、名前に用いることで「才能と活力に恵まれた人」を連想させます。よみは「りゅう」が一般的です。
睦
1月は日本の異称で「睦月」と呼ばれます。諸説ありますが、正月に家族や親戚が集まり睦み合うことからその名がついたとされています。
具体的には「睦久」「睦生」「睦人」といった名前に用いられており、「睦」を使った名前は19種類でした。
「睦」は「むつ」のほか、「りく」というよみ方も人気。「むつき」や「りくと」というよみで多く用いられていました。親しい様子や仲良くする様子を表します。穏やかで調和がとれた人柄や、人との出会いやつながりを大切にしてほしいという願いが感じられます。
新
新年を迎えた月に誕生した赤ちゃんの名付けでは「新」という漢字も人気でした。新しい命、新しい生活、新しい希望を感じさせます。
「新」「新汰」「新大」など5種類の名前で名付けられていました。
「新」は新しい物事、始まったばかりのことを表します。新鮮で生命力に溢れるイメージで、男の子の名付けに人気の漢字です。1月はさらに人気が高まる傾向にあります。
冬
1月の季節感をもっとも端的に表す「冬」という漢字も、名前に多く用いられていました。「冬真」「千冬」「櫂冬」といった名前に実際に用いられており、「冬」が入った名前は28種もランクインしていました。
冬は寒いけれど、澄んだ空気や儚い雪など、美しさをイメージする季節です。「冬」という漢字を名前に用いることで、凛とした印象や純粋さを感じさせます。
2024年1月生まれの男の子に名付けられていた、季節感のある漢字と名前を紹介しました。新しい年の始まりということで、干支や新年にちなんだ漢字が人気だったようです。季節感のある漢字を用いることで、自然と日本の文化を感じさせる名前になります。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)
調査件数:3,353件(男の子)