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「夫なんていらない」他人の体験談に影響されて離婚危機⇒友人に相談したらハッと目が覚める返答が!?

私自身、周りに影響されやすい性格ですが、その性格が災いし夫と離婚の危機に……。原因は世に溢れているネットニュース記事やマンガでした。長女を産んですぐのころ、情報を鵜呑みにしすぎたせいで、夫の言葉を変に勘ぐるようになり、喧嘩が絶えなくなって……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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参考にしていた体験談に影響されて…

長女を出産してすぐのころは育児に自信がなく、気になることはすべてインターネットで調べていました。また、私が乳腺炎になり高熱でうなされても、長女の世話をしようとせず、育児に手は出さないのに、「ミルクが足りないんじゃない?」「抱っこばかりしていると抱き癖(※)がつくよ」と口ばかり出す夫に不満が堪り、徐々に喧嘩が絶えなくなり……。

 

そういうときに目に入るのは、夫婦のトラブルや離婚をテーマにした記事やマンガばかりで、その記事やマンガの登場人物に自分や夫を照らし合わせて、過去の喧嘩を掘り起こしては「私、モラハラされてる?」など悪い考えに支配されていきました。

 

育児用ミルクをあげてほしいなど長女の面倒をお願いすると、嫌な顔をする夫。また、コロナ禍で夫の収入が減り、金銭的にも精神的にも余裕がなくなり、喧嘩をするたびに私はマンガのセリフと同じように「夫なんていらない」「稼ぎも良くないのに」など、罵詈雑言を夫に浴びせるようになりました。

 

そうすれば、他の人の体験談と同じように、夫も子育てや家事、経済面など家庭内の問題の大変さを理解してくれると勘違いしていたのです。

 

※「抱き癖」には医学的根拠はありません。抱っこは赤ちゃんの心を安定させてくれるため、抱き癖がつくということは考えず、泣いている赤ちゃんの欲求に合わせて抱っこしてあげましょう。

 

私がDVしてる!? 友人に相談したら…

夫も喧嘩のたびに我慢していたのか、「そんなに俺といるのが嫌なら、離婚しようよ。俺も堪えられない」と、ついに“離婚”というワードが……。

 

言われたとき、「つらいのは私なのに、なぜ私が離婚と言われなければいけないのか」と怒りが湧き、昔からの友人に話を聞いてもらいました。すると友人から「言いすぎ」と怒られてしまい、「下手したらDVだよ」とたしなめられ、私は自分の言動を反省。

そして、子育ての大変さを知っているママ友でもあるその友人から励ましてもらい、私も考え方を改めようと決意したのでした。

 

 

友人と話したあと、夫に今までの言動を謝罪し、しっかりと話し合い許してもらえました。今後も夫とのやりとりで衝突することもあるかもしれませんが、メディアの情報はほどほどに参考にして、まずは夫と話し合い、信頼できる友人に相談しようと思います。

 

 

 


著者:なか さおり

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      良かったね。よい友達だね。ママはとかく不安になりがち、だけど、安易に敵味方に考えるんじゃない方向を示してくれるなんて、本当に大切にしてください。もちろん家族も大切に、ね。

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