それでも夫は離婚を受け入れず…
私は夫に、今までされてきたことを弁護士に相談した結果、貯金額の半分は請求できることを告げました。
家事も育児も、家計も半分にこだわって負担させてきた夫に、ふさわしい結末を与えることに成功したと思ったのですが……。
ブン太はマチ子さんの離婚の意思が固いことを知っても、離婚は嫌だと言います。
マチ子さんは「そういうのうざいよ」と一蹴し、あとのことは弁護士を介して話そうと伝えて電話を切りました。
「離婚なんて……しない」
それでもブン太は、今の生活を手放したくないと納得していない様子でした。
月日は流れ、弁護士から連絡が入ったマチ子さん。
なんとずっと離婚を拒否していたブン太は主張を変え、最後にマチ子さんと対面することを条件に「離婚してもいい」と言い出したのです……。
浮気をして妻に離婚を言い渡されても、マチ子さんとの半分生活にこだわるブン太。本当にマチ子さんと離婚したくないのであれば、まずは浮気を謝り、半分へのこだわりを捨てるべきではないでしょうか。
結局、彼が大切なのはマチ子さんや子どもとの幸せではなく、自分の思い通りにできる生活なのかもしれませんね。