何か怪しい…
ある日、行為をしたいあまりに娘を義実家に預けてきた夫。しかし、いざというタイミングで義実家から電話があり中断。
エリは思わず安堵のため息を漏らしてしまいますが、それを聞いた夫に「もっとしっかり向き合ってよ!」と怒られてしまいました。
さらに友人の朋美にも「エリは贅沢だ」「断られる側の気持ち、わかる?」と言われてしまい、エリは「やっぱり自分が悪いのかな……」と悩んでしまいました。
エリと行為ができなかった日から、夫は求めてこなくなりました。
それどころか家事や育児に積極的になり、どことなく機嫌もいい様子。
怪しさを感じたエリは、タケシの財布をチェック。
そこには、思わず泣いてしまうほどショックな物が入っていたのでした。
◇ ◇ ◇
今までエリに行為を求め続けていた夫のタケシが、突然求めなくなり、家事や育児に積極的になったこと。エリにとっては喜ぶべき変化のようにも思えますが、どこか違和感を覚えてしまいますよね。「どうして急に?」と、心がざわつく気持ちは、きっと誰もが共感できるのではないでしょうか。
夫婦関係では、「行動の変化」だけでなく、その裏にある気持ちに目を向けることが大切かもしれません。お互いの思いや悩みを言葉にしないままでは、どんなに行動が変わっても、心の距離が縮まらないことも……。
忙しい日々の中で、悩みをひとりで抱え込んでしまうことも多いですが、「どう思っているの?」「何を感じているの?」と素直に向き合い、話し合うことが、関係を少しずつでも前に進めるきっかけになりそうですね。
ネギマヨ