夫が半分にこだわる理由とは?
私は夫にやり直そうと言われても、今さら遅いとしか思いませんでした。
離婚に応じないなら会う意味がないため、帰ろうとしたのですが……。
ブン太は両親が離婚し、後妻となった女性が家事も仕事もしない人だったと話し始めます。のちに病気になった父親は捨てられ、ブン太は父親のような人生を歩みたくないと強く思うように。
そんなとき、取引先の会社で嫌な顔ひとつせず働くマチ子さんに、ひとめぼれしたブン太。しかし、つわりで寝込むマチ子さんの姿が後妻に重なって見え、元のマチ子さんに戻ってほしかっただけと話します。
それってブン太の「半分」を守る従順な女なら誰でもいいんじゃない? と返すマチ子さんでしたが、ブン太はそれを否定し、反省していると主張。
そして「今度は半分じゃなくて2人で1つになろう」
と指輪をとり出し、マチ子さんに2度目のプロポーズをしたのでした。
つわりで寝込むマチ子さんが、父親の後妻と重なったと話すブン太。
しかし、つわりで家事ができないのと家事を放棄するのとでは、まったく状況が違うはず。どんな過去があったとしても、半分を押し付けていい理由にはならないでしょう。
しかも再びマチ子さんにプロポーズしたブン太ですが、そもそも離婚の理由は「半分ルーツ」だけではないはず。ブン太には考え方そのものをあらためてほしいですね。