会いにきてほしいとお願いする女性
通常、結婚相談所ではお見合いをする際に、「会いたいです」とお見合いを申し込んだほうが、相手の住んでいる地域に出向くことになっています。
今回の場合、お見合いの申し込みをしたのは女性。つまり、女性が男性の住んでいる地域まで足を運ばなければなりません。
しかし、女性は「仕事が忙しい」というのを理由に、「自分が住んでいる地域まで会いにきてほしい」と男性に依頼しました。
女性に質問に答えてほしい男性
女性からのお願いに対して、「わかりました」とすんなり了承した男性。ただ、女性の住んでいる地域まで足を運ぶとなると、車で3時間くらいかかります。そこで、男性は「行くのはいいんだけど、無駄足にならないように事前にいくつか質問をさせてほしい」と条件をつけることに。男性が女性に送った質問はこのような内容でした。
・結婚後は仕事を辞めて自分の住んでいる地域に嫁ぐ気はあるか
・今貯金はどれくらいあるのか
・料理のレパートリーは何種類くらいあるのか
おそらく男性は上記の質問をすることで、女性に「会いに行く価値があるかどうか(結婚相手に求める条件をクリアしているかどうか)」を見極めようとしたのでしょう。
お互いに一歩も引かない2人
すると今度は、男性から送られてきたメッセージの内容を見て、女性がこう返答しました。
「好きにもなっていない、ましてやまだ会ったこともない男性に対して、こんな質問に答えることはできません」
男性は再び「行くから答えてほしい」と粘るものの、女性は「来てほしいけど質問には答えられません」と拒絶します。その後も「答えて」「答えられません」の繰り返しで、一向に主張を曲げない2人。
結局、お互いのアドバイザーが仲裁に入り、「今回の件は白紙にしましょう」とのことで話がまとまったそうです。
今回は、結婚相談所の代表を務める来島さんから婚活で実際にあった衝撃的な話を教えてもらいました。
自分の主張を譲らなかったことで、お見合いにすら進むことができないまま、関係が終わってしまった2人。「こちらの意見を優先してほしい」「あなたが折れるべき」と主張し合う2人では、たとえ交際に発展していたとしても、うまくいかず破局していた気がします。
人間関係は合わせ鏡のようなものですよね。自分が思いやりを持って接したら、きっと相手もやさしくしてくれるはずです。婚活も「相手がいる」という意味では、人間関係の一種に他なりません。良好な人間関係を築くためにも、思いやりの心を持つことを忘れないようにしたいものですね。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!