想定外の義母の提案…
ある朝、1歳の息子が高熱を出したので、義母に病院への送迎をお願いした私。その日は病院が混んでいたこともあり、診察が終わったのはお昼前でした。薬局で薬をもらい「ようやく帰れる」と思っていた矢先、急に義母が「せっかくだからお寿司でも食べに行こう」と言い出したのです。息子は高熱でぐったりしているうえ、生魚が多い寿司屋では食べられるものも限られます。ましてや病気のときにお寿司なんて……。私は「息子をゆっくり休ませたいので、また今度にしませんか?」とやんわりお断り。ところが義母は「私だって行きたくもない病院に連れて行ってあげたんだから、ご褒美としてお寿司を食べてもいいんじゃないの?」と言うのです。思わぬ義母の発言に驚きつつも、私はいつも協力してくれている感謝を伝え、「夫や息子がいるときに一緒に食べた方がおいしいと思いますよ」と別の言い方で伝え直しました。すると「……確かにそうね、疲れてたからつい自分勝手なことを言っちゃったわ。息子くんもつらいのにね。ごめんなさい」と納得してくれたのです。
いつも嫌な顔ひとつせず協力してくれる義母ですが、本当は私が頼りすぎていることにストレスを感じていたのかなと反省。これからは義母に甘えてばかりではなく、少しずつ運転に慣れて、義母の負担になりすぎないように努力しようと痛感した出来事でした。
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作画/Pappayappa
著者:上岡めぐ
1歳の息子と夫と暮らす20代ママ。ごはんが大好きな息子のために、料理教室に通って特訓中。