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「強引なほうがいいんかな…」頑なに拒む息子が心配⇒先生が無理やり息子の肩を抱き、衝撃の行動に…!? #学校に行きたくない38

「学校に行きたくない」第38話。ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくんは、4月に入学してからすぐに登校しぶりが始まりました。

以前から常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けても、特に診断名はつきませんでした。

2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診。医師に悩みを相談しましたが、親の気持ちを理解してもらえず、つらい気持ちになってしまったのです。

小学校の先生にスクールカウンセラーに相談することをすすめられ、まずは、ねこじまさんだけカウンセラーの先生に話を聞いてもらうことに。しかし、具体的に何をしたらいいのかを教えてほしかったねこじまさんは、モヤモヤした気持ちを抱えたままになってしまいました。

 

そして翌週、まっちくんと一緒にカウンセリングを受け、先生が一生懸命いろいろ考えてくれたものの、まっちくんが受け入れられるような方法を見つけ出すことはできません。

 

そんな中、まっちくんが「もう帰りたい」と言うと……。
 

え~!そんなの聞いてないよ~!

#学校に行きたくない38

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「今日はここまでにしようか」という流れになったあとで、先生が給食を食べてから帰ることを提案。カウンセリングの時間に合わせて登校し、相談が終わったら帰れると思っていたまっちくんにとって、「想定外の提案は相当ストレスだったと思う」とねこじまさんは振り返ります。

 

まっちくんが帰りたいと言ったら帰るつもりでいたねこじまさんも、「嫌がってるけど大丈夫かな……」という思いと、「私もこうやって押せ押せでいったほうがいいのだろうか」という考えが交錯していたそうです。

 

 

クラスの子たちは本当にやさしく接してくれ、トラブルもありませんでしたが、まっちくんが学校に行きたくない理由とは関係がありません。「おいしい給食が食べられる」「お友だちがやさしい」という、他人が良いことだと思う理由も、本人にとって良いと思えることかどうかは別物です。

 

正解の無い問題ほど、難しいものですよね。
皆さんが保護者の立場なら、このような状況のとき先生に「やっぱり帰ります」と言いますか? それともいったん、先生に任せて様子を見ることにしますか?

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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