夢見る男子だった夫
交際以前から夫は、建築家を目指していました。建築家になるためには「建築士」という国家資格と実績が必要。しかし、夫が資格習得に向けての勉強をしている様子はなかなか見たことがありませんでした。
「やらなければならないことは理解している」「外野からうるさく言われたくないので、放っておいてほしい」「いつかは取れるはず」など、さまざまな言い訳を並べては勉強と向き合おうとしなかったのです。
そのような調子だったため、いつまで経っても資格取得できず……。結局、私が資格を取り事務所を開設することとなりました。その数年後に夫も無事に資格を取ることができたのですが、夫は自ら仕事を獲得することにとても消極的なのです。
何とかなるさ精神は義父も同じ
実は、なんとかなるさ精神は夫の父親も同じです。夫と義父はともに「やさしそう」な雰囲気で、厳しい家庭で育った私は、とても温厚な家庭なのだと思っていました。
ただ、義父も夫同様に積極的には働かない人。「何とかなるさ」と楽観的に考えるのは悪いことではありませんが、問題に向き合わず、なんとなくその場をやり過ごしているだけのようにも感じてしまうのです。
義父も会社を経営しているのですが、お互いの会社がどちらも経済的に厳しい状況にありながら、夫と義父は今日もソファでのんびりコーヒーを嗜んでいます。せめて夫には、一念発起してくれる日がくることを祈りながら、私は毎日、彼にかける言葉を探しています。
著者/田中花子
【★GW限定★】アンケートに答えるだけ!
▶︎▶︎▶︎抽選でアマギフ1000円分が当たる!『推しマンガアンケート』実施中!
ベビーカレンダーではGW期間中、『ベビカレマンガフェス』を開催中!
そこで今回、ベビーカレンダーで配信したマンガ記事のなかから、4/28(日)〜5/12(日)の間でみんなの「推しマンガ」を大調査! なんと抽選で30名様にAmazonギフト券1000円分が当たります! ぜひご応募してみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!