そして翌週、まっちくんと一緒にカウンセリングを受け、先生が一生懸命いろいろ考えてくれたものの、まっちくんが受け入れられるような方法を見つけ出すことはできません。
そんな中、カウンセラーの先生が給食を食べてから帰ることを半ば強引に提案。まっちくんは嫌がっていましたが、無理やり教室へ連れていかれ、給食を食べることになってしまいました。
クラスの子たちはまっちくんに対し、本当にやさしく接してくれ、先生からは「慣れたら大丈夫なのでは」と言われたのですが……。
少しでも息子が生きやすくように…
まっちくんは、相当深く仲良くならないと友だちだとは思えません。ねこじまさんは、そんなまっちくんの性格を知っているからこそ、「慣れたら大丈夫」という言葉に違和感を覚えます。
一方、急に給食を食べることになってしまったまっちくんは、なんとか給食の時間を乗り切ることができました。しかし、カウンセラーの先生に対して苦手意識を持ってしまった様子。
今回のカウンセリングに関しては、疑問を持つ結果となってしまいましたが、ねこじまさんは、「長男の好きなぬいぐるみ遊びを久しぶりに一緒にするきっかけになりました。下の子が生まれてからなかなか時間が取れず、あまりそういうことしなくなっていたので、考える良い機会でした」と振り返ります。
専門の先生に相談することで道が開けることもありますが、必ずしも子どもにとって最適な答えが見つかるとは限りません。専門家のアドバイスも参考にしつつ、いつも一緒にいる親が子どもの様子を見ながら、より良い方向にサポートできるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。