勝手になんでも買わないで!
子どもと買い物に行き、欲しいものを持ってきても「ダメ」と言う私に「ママはいじわるだから嫌い! おばあちゃんのほうが好き!」と言われショックを受けていました。
遠回しに義母に「あまり何でも与えたら、わがままな子になってしまう」と言っても、「欲しがっているんだからいいじゃない」と取り合ってくれません。あるとき、義母と出かけて帰って来た子どもがまた箱を持っていました。
「何を買ってもらったの?」と内心ため息をつきながら見せてもらったのは、高価なゲーム機と数本のソフトでした。私は、まだ4歳の子どもにゲームは早すぎる、小学校入学くらいがちょうど良いと思っていました。
そして、「ゲームは早すぎる」と伝えた義母に「これくらい、いいじゃない。本当にあなたはケチねえ」と言われました。孫を甘やかす義母と、子育て中の母親との口論の繰り返しです。
ゲームの影響で目が悪くならないか心配しながら、夫の両親と日々じょうずに付き合いながら過ごすためにも、仕方なく私が多少は妥協して「ゲームは30分だけ」と決めて遊ばせています。お互いに不満を持たないためには、ある程度の妥協は必要だと学びました。
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孫のよろこぶ顔が見たいと、あれもこれも買ってあげたくなる義母の気持ちもわかります。その気持ちはうれしいのですが、場合によっては迷惑になってしまうこともありますよね。お互いにいがみ合うのではなく、話し合い価値観を合わせることも必要なのではないでしょうか? 今回のお話であれば、ゲームは早過ぎるということと、ほかにも目が悪くなることが心配など、理由を伝え相談するようにしても良いかもしれませんね。
著者:岩井悦子/30代女性・主婦。4歳の女の子の子育てに奮闘中のママ。夫の両親と同居しています。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています