ごねる保護者に…
他のきょうだいの学年や年少のときに役員をしていた人などを候補から外し、4名のクラス役員を選ぶことになりました。当時の担任の先生にも協力していただき、私対候補者でじゃんけんをすることに。勝った人から座っていくというシンプルなルールで数回じゃんけんをしていくうちに、4名が残りました。
すると、残ったうちのひとりが「納得いかない」とごね始めたのです……!
その人が言うには「あちらの人はあと出しをしていた」「負けたのに座っている人がいた」「やり直しをするべき」と私に抗議してきました。
私と先生で見ていましたが、候補者は多くなかったので全員見渡して確認できていたつもりでした。ただ、あまりに強く主張されたため、もしかしたら見間違いがあったのだろうかと私が弱気になっていると、「今のご自分の姿をお子さんに見せられますか?」と先生が大激怒。「役員は保護者の方にご協力していただくものなので、そういった態度でやられるのであれば辞退していただいてかまいません」とピシャリと言い放ちました。
温厚そうな先生の強烈なひと言が効いたのか、その人はしぶしぶ役員を引き受けることに。候補者以外の、じゃんけんを見ていたママたちも問題はなかったと口々に言っていたのも後押しになったのかもしれません。「お仕事や育児などで忙しいのはみなさん同じなので、せめて全員で協力し合って、子どもの手本になるような行動をしましょう」という先生の言葉に、私も自身の行動を見直そう、と身が引き締まる出来事になりました。
著者:安藤 はるか/30代女性・主婦。小3、年長の男の子と2歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
イラスト:ふくふく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています