母のおすすめ
私が中学生のとき、生理用品はすべて母が選んで買ってきてくれていました。当時、「トイレに流せて便利だよ」と、母がおすすめするトイレに流せるタイプのナプキンを使用することが多かったです。
しかし、紙タイプのナプキンは経血量がふつうの日用しか発売されておらず……。経血量が多い生理3日目までは多い日用の定番タイプのナプキンを使用して、4日目以降に紙タイプのナプキンを使用していました。
紙タイプのナプキンは、学校や外出先ですぐにトイレに流せる点がとてもラクな上に、デリケートゾーンが蒸れにくくかゆくならないので、私はとても気に入っていました。
自宅のトイレで…
紙タイプの生理用ナプキンを使って1年ほどが経ったころ、母が買ってくるナプキンがすべて定番タイプのナプキンに。「いつもの流せるナプキンは?」と母に聞いたところ、近くのドラッグストアで扱わなくなってしまったそうなのです。気に入って使っていた私はガッカリしてしまいました。
それから定番タイプのナプキンを使うようになった私。ある生理が終わりかけごろに、紙タイプのナプキンを使っていると勘違いして、自宅のトイレにそのままナプキンを流してしまったのです。「間違えた!」と気がついたのは流してしまったあと……。
「やばい! トイレが詰まっちゃうかもしれない!」と焦った私は、急いで母をトイレに呼びました。幸い、ナプキンがギリギリ見える位置にあったので、母がゴム手袋をつけて取り出してくれ事なきを得ました。危うくトイレが詰まるところだったので、本当に反省しました。
誤って生理用ナプキンをトイレに流してしまった私。何とか取り出すことができたのでよかったですが、そのまま流れてしまったら排水管が壊れたり逆流したりしていたかもしれません。この出来事以降、絶対に生理用品をトイレに流さないよう気をつけています。
※生理用ナプキンをトイレに流してしまったときは、再度水を流すことは控えましょう。排水管の故障につながりますので、素早く専門の業者を呼んで取り出してもらうことをおすすめします。
著者/堀川京香
イラスト/もふたむ
監修/助産師 松田玲子
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