一時期は個数制限もされていた「黒麻婆豆腐の素」

こちらは「黒麻婆豆腐の素(220円 税込)」です。
1人2個までと、個数制限が設けられていたこともあるほど人気があるのだとか。本格的でスパイシーな風味が楽しめるらしいので、麻婆豆腐好きとしてはこれを食べずにいられません。
材料(2〜3人前)

・合い挽き肉…100g
・豆腐…約300g分
・本品…1袋
作り方

フライパンに油を引き、挽き肉を炒めます。そして肉に火が通ったら、本品1袋を加えて軽く炒め合わせましょう。

豆腐を加えてやさしく絡めながら2〜3分煮込んだら完成。ちなみに、作り方に豆腐の水切りの指示がなかったので、そのままの豆腐を切って加えました。
醬の旨味がすごい!食べやすいスパイシーさ

その名の通り黒い麻婆豆腐の完成!あまり馴染みのない黒さですが、見た目から本格的な感じが伝わります。
2〜3分しか煮込んでないのに、肉にはしっかりと味が染みていました。味は濃いめですが、豆腐と一緒に食べるとちょうどよいバランスになりますよ。

味は辛くなく、スパイスよりも醬などの調味料で深みを出していて食べやすいです。でも、最後にじんわり喉の奥がピリピリし、麻(ピリピリ痺れる辛さ)を感じました。
ガチ中華っぽいのにレンジで完結「麻婆豆腐醤」

こちらは「麻婆豆腐醤(298円 税込)です。
「とても辛くてハマる」「本格的」とよいクチコミが多いですが、一方で「粗挽き花椒のジャリジャリ食感が気になる」「水っぽくなってしまう」とのネガティブな意見も。
実際はどうなのか、真相を確かめてみたいと思います。
材料(2〜3人前)

・豆腐…300〜350g分
・本品…1袋
作り方

やや深めの耐熱容器に、水気を切り食べやすい大きさに切った豆腐一丁を重ならないように入れます。深すぎる、また小さめの容器だとやや豆腐が重なってしまってしまいますが、時間を調整すれば問題なく完成しました。
豆腐を耐熱容器に入れたら、上から本品1袋をかけます。ラップをかけて500Wで4〜5分加熱すればOK。ソースはペースト状に近く、カレーのような香りがして食欲を刺激されました。

ラップをはずし、ソースと豆腐から出た水分が混ざるようにスプーンでかき混ぜれば完成です。
黒麻婆豆腐と違うのは、レンジで調理が完結する点と豆腐以外の材料が不要な点。黒麻婆豆腐の素と比べると少し値段は高いですが、お肉代と思えばかなりお得ですね。
咳き込む辛さがやみつきに!辛いもの好きはたまらん

調理の時にも感じた、カレーに花椒を足したような華やかで食欲をそそる香りが部屋中に漂います。
口に運ぶと想像よりも辛くて、ピリピリと痺れるような感覚に。少量のソースの割にはお肉もたくさん入っていて、噛めば噛むほど旨味が出ててくるので満足感が高いです。
心配していた水っぽさは全然気になりません。クチコミをみていたので、しっかり水切りをしたのがよかったのかもしれないですね。
花椒のジャリジャリ食感も「言われてみれば」という程度で、普段から黒胡椒をガリガリ削ってかけるのが好きな筆者にとってはむしろプラスなポイントでした。
勝負の結果は!?ガチ中華感が強いのは!?

どちらもクオリティが高いので悩みましたが、個人的には「麻婆豆腐醤」の方が好きです。
媚びない辛さがガチ中華好きにはたまらなく、材料のシンプルさと調理の手間を考えても麻婆豆腐醤の勝利。かなり本格的な味なので日本人だと好みが分かれるように感じましたが、中国人の夫的には「おいしいけれど、ガチ中華ではない」とのことでした。
日本では、黒麻婆豆腐の方が万人が好む味!お肉を自分で用意するので、当然お肉の量は多くなり満足感はこちらの方が上です。どちらも違ったよさがあるので、両方食べ比べてお気に入りを見つけてみてくださいね!
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。