捨てたはずのものが、なぜテーブルの上に!?
娘が1歳くらいのときのことです。私が仕事の面接に行く間、近所に住む実母が、娘をみていてくれることになりました。用事があって預けるとき、いつもは母の自宅に娘を連れていっていたのですが、この日は母にわが家に来てもらうことにしたのです。
その後、無事に面接を終えて、私は帰宅。すると、ゴミ箱に捨てたはずの幼児用のパンの袋がテーブルの上に置いてあったのです! 「えー! なんでこれが!? 賞味期限が切れてたから、捨てたすてたはずなのに!」と私はびっくり!
母に「これ、どうしたの!?」と聞くと、「そこ(ゴミ箱)から、娘ちゃんが出してきて、私と一緒に食べたのよ」と普通に話すので、これまたびっくり! 2人とも体調を崩すことはなかったからよかったものの、しばらくは心配でした。
それ以来、実母が家に来て娘をみてくれるときは「食べさせていいのは、テーブルの上の物だけね」とお願いするようにしました。母はわが家のしくみに慣れていなかったのかもしれませんが、「実母はあまりわかっていない」と信用できなくなったのです。
娘はおばあちゃんに自分の好きなパンを見つけ、「おもてなし」のつもりで渡したのでしょう。また、母はわが家のしくみに慣れていなかったのかもしれません。しかし、どうみても家庭用のゴミ箱としか思えないものから1歳の子が取り出してきたものを、食べたり食べさせたりしたことには衝撃を受けました。
著者:美咲一花/30代女性・主婦。ふりまわされっぱなしの子育てを終えました。夫と2人で好きなことをしながらゆっくりしたいです。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています