ひとりで遊ぶ男の子
大きな公園に6歳の長男と遊びに行った際、1人の見知らぬ男の子がやたらと長男に近づき一緒に遊ぼうとしてきました。子ども同士が仲良く遊ぶのは問題ないのですが、近くに大人がだれもおらず、「この子放置子かな」と気になりました。
「ぼく何歳なの? ママかパパは?」と私が聞くと、年齢は長男と同じ6歳の年長で、「ママは暑いから車にいる」と男の子は言うのです。私はこの時点でドン引きしてしまいました……。
さらに驚いた事実
この日は気温が高かったため、水分補給をしないと心配になるほどでした。男の子は水筒を持っておらず、「お茶飲まないと」と私から水分補給を促しました。私と息子が家に帰ろうとすると、男の子もお茶を飲むために母親の車に戻ると言い出し……。3人で一緒に駐車場に向かいました。
すると、男の子が教えてくれた車の中には、母親と思しき女性がたばこを吸いながらスマホを見ており……。子どものことなどまったく気にしていないように見受けられました。
女性が車内にいる本当の理由はわかりませんが、子どもに何かあったらどうしたのだろうかと思ってしまいました。近くにいる他人が助けてくれるとでも思っているのでしょうか。未就学の子どもを自分の目の届かない場所で遊ばせていることが私には信じられず、とても無責任だと思ってしまいました。
けがをしたり、誰かにけがをさせてしまったりしたときに正しい判断や対応ができるようになる年齢までは、親が一緒にいなければならないと私は思っています。各家庭で考え方が異なるのは仕方のないことかもしれませんが、親としての責任はすべての親が果たしてほしいと思いました。
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イラスト/海乃けだま
著者:鬼頭いちか
6歳と3歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。