今まで苦しめられてきたすぐるの言動について話をしたかすみ。
しかし、すぐるの父は「そんなことで離婚だなんて馬鹿げている」と言います。
すぐるが手をあげたことも棚に上げ始めたすぐるの父に、かすみは暴力を受けたときの録音を聞かせました。
焦って言い訳するすぐるに、かすみは「あなたにとって私たちって何?」と問います。
最後まで変わらない夫の態度に…
かすみからの問いに「僕の家は役割を果たすことが当たり前だった!」と話すすぐる。
亭主関白の父と、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからです。
すぐるの意見を聞いて、再度離婚を告げたかすみ。
するとすぐるは「もし僕を捨てるなら〇んでやる!」と、ここにきてもなお脅し文句を言いました。
そんなすぐるに動じず、実家へ帰ることにしたかすみ。
かすみの両親は「後は代理人を通してください」と責任を取ってもらうことを告げて帰っていきました。
「お前は何をしてるんだ!」と叱責するすぐるの父。
妻を殴るなんておかしいと言い、これからを想像して絶望してしまいます。
すぐるの母は「お父さんは亭主関白だけど、私を大切にしてくれているから尽くそうと思えるの」と伝えました。
すぐるの両親は「もう手遅れかもしれないけど、反省して誠心誠意謝りなさい」と伝え帰って行くのでした。
両親に怒られたすぐる。
すぐるが歪んだ考え方になってしまったのは、両親の姿を間違って解釈して見てきたからでした。
亭主関白な父と、その父に尽くす母を見てきたすぐるは「専業主婦は尽くして当たり前」と思っていたのかもしれません。
しかし夫婦は支え合わなければ成立しません。
すぐるはそこに気づけなかったのでしょう。
両親から喝を入れられたすぐる。
今までの自分の言動を反省して、誠心誠意かすみに謝罪してほしいですね。
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