話し合いは平行線のままでしたが、かすみがすぐるから暴力を受けたときの録音を聞かせたことで状況は一変。
しかし、すぐるだけは自分は間違ってないと言い続けます。
すぐるの父が亭主関白で、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからでした。
「あとは代理人を通してください」と、両親と一緒に実家へ帰ったかすみ。
すぐるは自分の両親からも責められて……。
僕の何が悪かったんだ…
かすみの実家に帰宅後。
「みんなして僕のことを馬鹿にして!」とひとり暴れるすぐる。
すぐるは「なんでこんなことに……」と部屋で絶望するのでした。
一方、実家へ帰っていたかすみ。
娘たちに「家に帰ったら大事な話があるからね」と伝えます。
実家へ帰宅後、娘たちにこれからのことを話すかすみ。
すると長女のあやみは「パパはどこで暮らすの?」と聞いてきました。
「パパはおうちにいて、離れていてもまた会えるよ」と伝えます。
「寂しくならないようにママ頑張るから……」と話すかすみ。
あやみは「大丈夫だよ」と答えてくれ、かすみはお礼を言います。
娘たちから父親を奪ってしまうことが苦しいかすみ。
しかし、娘たちを絶対に幸せにすることを心に決め、一歩踏み出すのでした。
娘にこれからのことを話したかすみ。
娘たちのことを考えると胸が締め付けられるような思いだったことでしょう。
しかし、かすみの人生はかすみのものです。
きっと娘たちも、母親が笑顔で過ごせるほうが幸せでしょう。
かすみの前向きな一歩を心から応援したいですね!
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