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美人同僚「付き合ってくれるの?」→彼氏「いいよ!」彼氏を取られた!?…と思っていたら!?

私と彼氏は同じ会社で働いています。ある日、会社で組織編制があり、彼氏が私が所属する営業部に異動してきました。彼と一緒にいられる時間が増えたことで、私の中で仕事へのヤル気がより増し、かなり充実した毎日を過ごしていたところ……。

美人同僚「付き合ってくれるの?」→彼氏「いいよ!」彼氏を取られた!?…と思っていたら!?

 

「あんたの彼氏、奪ってあげる」

社内でも「厄介な人」と有名だったある女性が営業部に異動してきました。彼女はとても美人ですが、自分に自信があるのか周囲の人(特に女子社員)を見下すマウント女子。彼女に嫌な思いをさせられた同僚をたくさん見てきました。これまで、他部署であったからこそ関わりはありませんでしたが営業部に異動とは……。私は嵐の予感を覚えていました。

 

すると、さっそく私は彼女の標的にされてしまったのです。理由は彼氏の存在でした。

 

彼女から「ねえ、美人でもかわいくもないくせに〇〇さんと付き合ってるって本当? あなたより私みたいな美人のほうが彼にはお似合いでしょ」「奪ってあげるから」と言われて……。

 

彼は朗らかで誰にでも分け隔てなく接することができる社内の人気者。顔立ちもよく、彼を狙っていた人は多くいると聞きます。そんな中でも私を選んでくれた彼のことは信じているものの、見た目もパッとしない私は、彼に不釣り合いかもしれないという不安を抱くこともあったのです。

 

彼女の猛アピールが開始

次の日から、彼女から彼への猛アピールが始まりました。仕事の資料を確認していた私と彼の間に強引に入ってきたり、「肩にほこりが付いている」と、必要以上に自分の顔を彼に近付けたり……。

 

すると数日後、彼女が得意げな顔でこう宣言してきました。

 

「もうすぐ彼はあなたを捨てて、私を選ぶわ。昨日なんて、私が顔を近付けたら、彼は口元を覆いながら目を潤ませて恥ずかしそうに顔をそむけるのよ。美人な私を前に照れているのね」

 

「明日、彼に告白するから。あんたは自分がフラれるところを見ていなさいよ!」と……。

 

「付き合ってくれるの?」彼の返事は…

翌日、予告通り彼を呼び出した彼女。私にもついてくるよう目配せしてきました。そして、人気のない廊下に出ると……彼女は突然、彼に抱きついたのです! そのまま彼越しに私を見てニヤニヤしながら、彼の顔に自分の顔を近付けて……。

 

「私……最近ずっと悩んでいることがあるんです。私のせいで近くにいる大事な人を苦しめているみたいで……」としおらしく言う彼女。すると彼は、抱き着く彼女をはがしつつ、「あぁ実は俺、気づいていました。あなたがずっと悩んでいるって」と答えたのです。

 

「それって……私と付き合ってくれるっていうこと?」と言う彼女。彼は「心配ならお付き合いしますよ、今日の終業後でもいいですか? 予約しておきます」と答え……彼女は「うれしい! ありがとう♡」と彼の手を取りました。

 

私は目の前で繰り広げられるやりとりにビックリ。もしかして、本当に私はフラれてしまったということなのでしょうか。でも、話が噛み合っているようで噛み合っていないような……と、私の中で不安が渦巻いていました。すると、スマホに彼からメッセージが届いたのです。

 

ふたりが向かった先は…

見ると「終業後に俺の兄さんの職場に彼女を連れていくよ。君も仕事が終わったらおいで」というもの。「彼は一体、何を考えているのだろう……」と思いながらも、終業後、2人を追って彼の兄の職場へ向かいました。

 

すると、目的地の入り口で話している彼氏と同僚女性の姿が……。

 

「こちらです。俺の兄、耳鼻咽喉科の医師をしていて。あなたの診察予約をしておきましたよ!」

 

「は? 耳鼻咽喉科……? 予約って、レストランとかじゃないの……?」

 

「え? 口臭について悩まれているんですよね。俺も気づいていましたよ。周りの人を苦しめているんじゃないかって心配されていたくらいだし。兄が勤める病院では口臭の相談もできますし、一度、受診してみましょう」

 

彼の兄は耳鼻咽喉科の医師。彼が連れてきたのは、彼の兄が勤めるクリニックだったのです。

 

「わ、私の、く、口が、臭いって!?」と恥ずかしさで真っ赤になり、ぶるぶる震え出した彼女。そして、「うぅ……うわぁぁあああああんっ!」と大号泣しながら、私の横を走り去っていきました。

 

彼女の号泣に彼はハテナを浮かべています。どうやら彼は彼女からのアピールをまったく意識していなかった様子。彼女から顔を近付けられるたびに顔を背けていたのは、彼女の口臭がひどかったからなのだとか。そして、同じ営業職として、真剣に彼女の口臭を心配していただけだったようなのです。私はこのとき、「そうだった、彼にはちょっと天然なところがあったんだった……」と再確認したのでした。

 

翌日、彼女はマスク姿で会社に現れました。きっと枕を濡らしていたのでしょう、目も真っ赤に腫れてしまっています。彼女はこの一件以降、すっかり自信をなくしてしまったようで、大人しく仕事をするようになったのでした。

 

私はというと……その後も彼とは順調に交際を続け、2人で結婚を見据えて話を進めているところです!

 


 

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