春の楽しみ♡"新玉ねぎ"をどう食べる?
2022年2月28日放送、NHK『きょうの料理』で料理人・笠原将弘さんが教えてくれたのは、新玉ねぎを使った混ぜご飯!
新玉ねぎを使ったポピュラーな料理といえば、サラダや丸ごとスープにしたりステーキにしたり……とそのまま素材を活かすイメージだったので、混ぜご飯とは正直意外に感じたレシピでした。
新玉ねぎの甘みや食感が、ご飯と合わせるとどうなるのか楽しみです!
笠原将弘さん「新玉ねぎの混ぜご飯」の作り方
材料(4人分)
・新玉ねぎ・・・1個(250gくらい)
・桜海老(乾燥)・・・10g
・お米・・・2合
・三つ葉の軸(小口切り)・・・3本分
・サラダ油・・・大さじ1
・塩・・・少々
・粗挽き黒胡椒・・・少々
【A】
・水・・・340ml
・酒・・・大さじ2
・薄口醤油・・・大さじ2
作り方①お米は洗って30分浸水させてから水気を切り、炊飯器に【A】を入れて桜海老をのせて普通に炊く
お米は洗ってから30分浸水させ、ざるにあげて水気を切って炊飯器に入れます。
お米に【A】を注いて軽く混ぜたら、桜海老をのせて通常通り炊きましょう!
炊き込みご飯モードではなく、通常通り炊いてOKなのは嬉しいポイントですよね♪
作り方②新玉ねぎは2cm角に切り、フライパンで炒めて塩・黒胡椒をふる
お米を炊いている間に、新玉ねぎを2㎝角に切り、サラダ油をひいたフライパンで中火で炒めます。
生でもおいしい新鮮新玉ねぎは、炒めすぎないようにサッとだけ火を通すのがポイントです。
このまま食べたいくらい、真っ白で透き通った新玉ねぎがおいしそうです。
作り方③ご飯が炊けたら②を加えてふたをして5分間蒸らし、器に盛って三つ葉の軸を散らしたら完成!
ご飯が炊き上がったら、そのまま混ぜずに炒めた新玉ねぎを入れてフタをして5分ほど蒸らしましょう。
炊飯器からは炊き立てのご飯や桜海老のいい香りが、フライパンからは新玉ねぎのよい香りが漂って渋滞しています(笑)。
蒸らし終わったら全体を混ぜあわせ、お皿に盛り付けて三つ葉の軸を散らして出来上がり!
新玉ねぎの甘み×炊き立てご飯=最強!
笠原将弘さんの「新玉ねぎの混ぜご飯」、見た目も香りも春らしくてとってもおいしそう!
桜海老の出汁でほんのりピンクになったご飯に、新玉ねぎの透き通った白、そして三つ葉の緑がなんとも美しいバランスです。
バランスのよさは見た目だけではもちろんなく、食べてみると全ての食材の旨味が詰まっています♪
新玉ねぎは炒めたことで甘さが倍増し、炊けたご飯に混ぜることでシャキシャキの食感が残っている計算し尽くされたおいしさ。
桜海老の風味も食べるたびほのかに感じられて、上に散らした三つ葉は決して飾りではなく全体の味を和風に引き締めてくれているな……と感じました♡
そして新玉ねぎを炒めたときに味付けした黒胡椒のピリッとした辛味もアクセントになっていて、お箸が止まらない!
この混ぜご飯でおにぎりを作って桜の下で食べたいな〜と想像してしまうくらい、春にぴったりな一品です。
絶対食べたい春の和食レシピ♡ぜひ献立に加えてみて〜!
今回は、新玉ねぎを存分に味わえる「新玉ねぎの混ぜご飯」を作りました♪
炊き込みご飯ではなく「混ぜご飯」であるところがポイントで、新玉ねぎ特有の甘さと食感を最大限に楽しむことができるレシピでした。
春にぴったりなホッと落ち着く一品なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。