無印良品の1/3日分の野菜を使ったスープシリーズ
それがこちらの「1/3日分の野菜を使ったスープ」3品(トマト、かぼちゃ、オニオン)です。それぞれ、生野菜換算で117gの野菜が入っています。
トマトスープとかぼちゃスープは、未開封の状態で最長2年の長期保存が可能。災害時はもちろん、日常生活でも不足しがちな野菜を手軽に食べられることを考え、開発されたそうです。
オニオンスープは長期保存とは書かれていないものの、賞味期限は1年弱でした。
作り方はどれも同じ。電子レンジの場合は、耐熱容器に移して500Wで約2分、湯煎の場合は封を切らずに5〜7分加熱すれば出来上がり。
今回は、すべて湯煎で温めました。
レトルトのレベルじゃない!「1/3日分の野菜を使った トマトスープ」
商品名:1/3日分の野菜を使った トマトスープ
価格:350円(税込)
重量(内容量):200g(1人前)
エネルギー:79kcal
さらっとしたトマトスープは、酸味が強くさっぱり。太陽の光を存分に浴びたであろう、自然なトマトのような味がします。
玉ねぎの旨味とバジル、タイム、オレガノといったハーブによって、深みと爽やかさが生まれていて「これがレトルト!?」と疑う仕上がり。
ニンジンやジャガイモは、口に入れるとホロリと崩れるほど柔らかく煮込まれています。クタクタに煮込まれたキャベツもたっぷり。生のままだったらどれくらいの量になるんだろう、と想像を絶します。
少し塩味を足して、パスタと合わせるのもよさそうです。
・今回の味評価
★★★★☆
理由: 無駄のない大人のトマトスープ。子どもには、粉チーズなどをかけて食べやすくするのがおすすめ。
かぼちゃ嫌いもハマった「1/3日分の野菜を使ったかぼちゃスープ」
商品名:1/3日分の野菜を使った かぼちゃスープ
価格:350円(税込)
重量(内容量):200g(1人前)
エネルギー:135kcal
かぼちゃのスープを器に移したとたん、ゴロゴロ具材が飛び出すように出てきてびっくり。トマトスープがサラサラとした口触りだったのに対して、こちらはトロッとしています。
まさに、かぼちゃをじっくりコトコト煮込んだような濃厚なスープ。
生クリームも入っていますが、かぼちゃの本来の甘さを邪魔せずにコクをプラスしてくれています。
どこをすくっても、野菜でいっぱい。赤いんげん、白いんげん豆のホクホクした食感も心地よく、気持ちをホッとさせてくれます。
うちでは、かぼちゃはほぼ食卓に上がりません。なぜなら私が苦手だからです(笑)。それでも、このスープはリピートしたいくらい気に入りました。かぼちゃが苦手な子どもでも、食べやすいはず。
・今回の味評価
★★★★★
理由: このスープをきっかけに、かぼちゃが好きになりそう。3種類のなかで断トツ好み。
玉ねぎが主役!「1/3日分の野菜を使ったオニオンスープ」
商品名:1/3日分の野菜を使った オニオンスープ
価格:350円(税込)
重量(内容量):200g(1人前)
エネルギー:93kcal
熱々のオニオンスープの封を開けると、バターとチーズの香りが立ち上がり、お腹が「グゥ」と鳴ってしまいました。フーフーと息を吹きかけながら、いただきます。
玉ねぎの旨味が、濃厚過ぎるほど溶け出しているではありませんか。そこにバター、チーズがコクとして加わり文句なしの逸品。どこまでも奥深く、どこまでも優しい味わいです。
ニンジン、玉ねぎ、グリーンピースなどの野菜がゴロリ。
実はこちらの商品、バターの風味やクセが強いと感じた方もいたようで、公式のレビューがあまりよくなかったんです。(高かったのに...と嘆くコメントも)
オニオンスープ自体に、あまり馴染みがないせいかもしれません。食べながら「いやいや、充分すぎるくらいうまいやろ」とツッコんでしまいました。
・今回の味評価
★★★★☆
理由: 脇役になってしまいがちな玉ねぎが主役のス―プは珍しく、再現性が低い!この味わいはクセになる。
コスパ最高のおかず系スープ
不足しがちな野菜を手軽に食べられるスープは、忙しい人にとってありがたい存在。これで350円は安いくらいです。
パンとの相性もよく、立派なおかず系スープとして食卓を彩ってくれますよ。1〜2年と長期保存も可能なので、備蓄用にも活躍するでしょう。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。