休み時間は早弁の時間
高校生のとき、私はバレーボール部に所属していました。朝練があり朝5時に起床する生活だったので、授業の2限目が終わるころにはいつも空腹。
そして、楽しみだったのが2限目終わりの早弁です。持ってきたお弁当の半分くらいを2限目の終わりに食べるのが日課でした。その日も2限目の終わりに早弁をしようとしていた私。授業の残り5分は、お弁当を食べることで頭がいっぱいでした。
私が手に持っていたのは…
しかし、生理2日目だったこともあり、まずはトイレに行き、戻ってからお弁当を食べることに。終わりのチャイムがなったと同時に、私はお弁当を机の上に出してトイレに行きました。
ところが、トイレに着いてびっくり! 私が手に持っていたのは生理用ナプキンではなくお弁当だったのです。
それに気づいたのは、同じバレーボール部の子。「何でトイレにお弁当を持ってきてるの?」と言われたからでした。きっと、そのときの私の顔は真っ赤だったでしょう。びっくりして言葉も出ませんでした。
机に残されたナプキン
では、手に持っていたはずのナプキンはどこへいったのか。かばんの中でこっそりポーチからナプキンを取り出し、ハンドタオルに重ねて手に持っていたはずです。「しまった!」と思い、私は廊下を猛ダッシュで走り教室へ戻りました。
教室へ戻ると、自分の机の上のど真ん中に堂々とナプキンが置いてありました。誰にも何も言われませんでしたが、堂々と机の上にナプキンを置いていたため、クラスの男子にも見られたはず。その日は恥ずかしくて早弁すらできませんでした。
高校生時代は、生理のたびにこの失敗を思い出して恥ずかしくなっていたことを覚えています。
この日を境に、私は生理中の早弁は控えるように。そして、トイレに行く際はナプキンをポーチから出さずに、ポーチごと持ち歩くようになりました。大人になった今でも、職場の机の上にナプキンを置きっぱなしにしないように気をつけています。
著者/なかまる あゆみ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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