突然の娘の悲鳴!
その日、私は自宅で仕事をしていました。休みで家にいた夫が、ふと「トイレに行ってくる」と立ち上がり、娘はトイレのそばの部屋で遊んでいました。するとしばらくして、娘の悲鳴が聞こえてきたのです
「ママー! 助けて!」と叫ぶ娘。何が起きたかわからず、私はあわてて駆けつけると、「温水洗浄便座が止まらないんだって!」と言い、トイレを指さす娘の姿があったのです。そして、トイレの中には夫が!?
原因はリモコンの電池切れ
実は、わが家の温水洗浄便座はリモコンタイプ。少し前から電池の残量が少ないと表示が出ていたのです。しかし、わが家では大人しか温水洗浄便座を使用しないということもあり、そのままにしてしまっていました。そんなときに夫が温水洗浄便座を使用。
しかも水を出すときまでは電池が残っていたのに、いざ水を止めようとしたときに電池が切れてしまったようなのです。何というタイミングの悪さ! 夫も私を呼んだらしいのですがまったく聞こえず、気づいた娘が代わりに私を呼んだと言うのです。
後から親子で大笑い
無事に電池を交換し温水洗浄便座が止まると、みんな笑いが込み上げてきました。「こんなことあるー?」と娘も笑いが止まりません。思わぬハプニングに、しばらく3人で笑い続けていました。娘が呼んでくれなかったら、夫は途方に暮れていたことでしょう。大声で叫んでくれた娘に感謝です。
それ以来、電池が少なくなってきたらすぐに交換するようになった私。「あとでやろう」と何でも後回しにしがちな面を、直さないといけないなと思わされた一件でした。
著者:やまね ゆき 女性・主婦/2015年に出産。1児のママ。学生時代から預かりボランティアなどで子どもたちと関わる。現在は出産・育児体験などを執筆中。