その後もカウンセラーの先生がまっちくんと仲良くなるために試行錯誤したものの、心を開く様子はなかったようで、教育センターの不登校専門窓口を紹介されました。
息子のために何とかしたいと思うねこじまさん。「窓口に相談に行っても何か変わるかな……」と不安を抱えながら、教育センターの不登校専門窓口に行ってみると……。
相談員から予想外の言葉が…
2時間ほどの相談時間があっという間に感じられるほど、たくさん話を聞いてもらえたそうです。まっちくんの特性を理解してくれた相談員さんは、心の底からまっちくんの頑張りを認めてくれました。
当時、できないことばかりに目が向いてしまい、不安な気持ちになることが多かったねこじまさんは、「長男がめちゃくちゃ頑張っていることを、ちゃんと認めてあげていただろうかとハッとしました」と振り返ります。
自分の悩みと不安に共感してもらえたことで、ねこじまさんの心は少し軽くなったようですね。まっちくんの一番の理解者であるねこじまさんの不安が軽減されたことで、まっちくん自身もより前向きに動き出せるかもしれません。どんなに困難な状況でも、理解してくれる人がいることは、心の支えになりますね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。