警察に連絡した結果
すぐさま家に引き返しながら、娘のいそうな場所を探し回った私。しかし、どれだけ探しても娘は見つかりません。
すがるような気持ちで警察に電話してみると、近所の警察署で似たような特徴の子を預かっていると言われました。迎えに行ってみると、そこには私の愛娘が!
怒りよりも先に「良かった」という思いが溢れ出て、娘を抱きしめて泣いてしまいました。
娘の身長ではとうてい届かないはずの玄関の内鍵。しかし、娘は私や夫の靴を積み上げてそこに登り、玄関の内鍵を開けていました。警察署からの帰りにホームセンターへ寄り、チャイルドロックを購入してすぐに取り付けました。
子どもは親が思いつかないようなことをしてしまうのだと痛感し、対策していなかったことを反省しました。玄関の内鍵も「娘の身長では届かないだろう」と思い込んで、何の対策もしていなかったのです。夫婦で家の中の安全について考えるきっかけとなり、今では子どもから目を離さないようにするのはもちろん、家中にできる限りの安全対策をするようになりました。
著者:鈴木まな/女性・主婦。13歳、8歳、5歳、1歳の4児の母。子どもは女の子が2人、男の子が2人。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています