調味料は3つだけのお手軽竜田揚げ
NHK『きょうの料理(2010年5月1日放送)』で料理家・土井善晴さんの「鶏肉の竜田揚げ」が紹介されていました。
調味料はしょうゆ、酒、しょうが汁の3つだけ。
とても手軽に作れるレシピです。
土井善晴さん「鶏肉の竜田揚げ」の作り方
材料(2〜3人分)
・鶏もも肉…500g
【A】
・しょうゆ…大さじ4
・酒…大さじ2
・しょうが汁…大さじ2/3
・かたくり粉…適量
・サラダ油…適量
それでは作ってみましょう。
作り方①鶏肉の下準備をする
まずは一口大より少し大きめに鶏肉をカットします。
鶏肉は意外と切りにくい食材で、筆者も実は苦手。面倒だなという場合は、スーパーでカットされたものを購入してくるのがおすすめです!
カットした鶏肉を【A】の調味料を合わせて作ったタレに漬けおきします。
軽く混ぜ、10分間漬けると、タレがなくなるほど鶏肉に吸い込まれました!
作り方②下味をつけた鶏肉にかたくり粉をまぶす
鶏肉の表面をペーパータオルなどで押さえ、軽く汁気を取ったら、かたくり粉をまぶします。
鶏肉の汁気を取ることで、衣が厚くつきすぎるのを防止できるようになります。
筆者はペーパータオルで軽く包むように汁気を取りましたが、満遍なくかたくり粉をまぶしているうちに、意外と衣が厚くなってしまいました。
薄めの衣がお好みなら、しっかり汁気を取るようにするのがおすすめです。
作り方③サラダ油を熱して揚げる
フライパン(直径24cm)にサラダ油を約1cmの深さまで入れて強火で熱します。
約170℃になったら、鶏肉を揚げていきましょう!
揚げ時間は菜ばしで表裏を返しながら、6~7分間が目安。
少量の油に鶏肉を入れると一気に油の温度が下がってしまいます。
鶏肉を入れる時は火を強めにして温度管理をするのが大切。
温度管理を徹底すると、カラッと揚がります。
衣をつける前に水気をオフしているからか、油はねがなく、とても揚げやすかったです!
「鶏肉の竜田揚げ」を実食
しょうゆの旨味がガツンと感じられる竜田揚げに仕上がりました!
衣はサクッ、中からはじわ〜っとジューシーな肉汁が溢れてきます。
びっくりするくらいたっぷりの肉汁が溢れてくるので、揚げたての時は火傷に注意。
10分しか漬けていないにも関わらず、お肉全体に味が染み込んでいてびっくりしました。
しょうが汁や酒も使ったので、お肉の臭みは一切なく、さっぱりした食べ心地。
ニンニクなどを使用していないため、翌日の口臭を心配せずに食べられるのは嬉しいポイントですね。お弁当に入れてもにおわないのもありがたいです!
また、シンプルな味付けなので、トッピングを楽しんでみるのも良さそうです。
大根おろしや大葉、ポン酢などのさっぱり系が合いそうな予感。
大人から子どもまで家族みんなで楽しめて、我が家の定番となってくれそうなレシピです!
レシピには2〜3人分とありましたが、大人4人で食べてちょうどいいくらいの量でした。
漬けおき10分で本格竜田揚げの完成!
竜田揚げは漬けおき時間が長いイメージがありましたが、このレシピならたった10分でしっかり味に仕上がります。
しかも用意する材料はとても少なく、鶏肉以外はいつも家にあるようなものがほとんどです。
揚げ物となると手間がかかると考えがちですが、失敗知らずで美味しく出来上がるのだからかえって楽ちん!
今夜のメイン料理に竜田揚げはいかがですか?