昨年に引き続き、2017年「赤ちゃんの名前ランキング」でも、女の子は、植物にまつわる名前が大人気! 私たちを元気にしてくれたり、癒やしてくれたりする植物や花。そのイメージそのままに、名前に取り入れると、すごくかわいい印象を受けますよね。
今回は、2017年の女の子の名前ランキング100位の中から、人気の植物にまつわる名前をセレクト。字の組み合わせも読み方も、いろいろなバリエーションがあるので、参考にしてみてくださいね。
「菜」のつく名前「結菜」「陽菜」「菜央」「菜月」「愛菜」「優菜」「陽菜乃」
「菜」の字は、菜の花のイメージもあり、女の子らしい名前にぴったりの字。「◯菜」と止め字として最後につけても、「菜央」「菜月」のように「菜◯」と頭につけてもいいですね。
たとえば、2017年の女の子の名前ランキングで4位だった「結菜」。読み方は、ランキング内では「ゆな」「ゆいな」「ゆうな」の3パターン。音や響きもかわいらしいですね。5位だった「陽菜」は、「はるな」「ひな」の2パターンの読みがありました。
明るいイメージの名前で、春にぴったり。「愛菜」はランキングの読みでは「まな」でした。女優の芦田愛菜さんの影響もあるのかもしれません。
「葉」のつく名前「琴葉」「葉月」「彩葉」
「葉」の字が名前に入ると、さわやかで清潔なイメージになりますね。2016年の名前ランキング58位から、18位に大きくランクアップしたのが「琴葉」(ことは)。どことなく古風な雰囲気が漂っていることも、人気の理由かもしれません。
「葉月」は8月の旧暦の名称です。8月生まれの女の子につけてあげたい名前です。「彩葉」の読み方は「あやは」「いろは」の2パターンありました。読み方によって、印象がかなり変わりますが、どちらも素敵な名前ですね。
「咲」のつく名前「美咲」「咲希」
「咲」という字がつくだけで、美しい女性、笑顔のきれいな女性をイメージします。もともと「咲」には、「笑う」という意味があります。ランキングに入った名前は、「美咲」(みさき)、「咲希」(さき)の2つ。音の響きも美しい名前です。
「花」のつく名前「和花」「優花」「百花」「花奈」「柚花」「帆花」
「花」は、「◯花」というように、止め字に使われることが多いようです。「花」の字が入っただけで、華やかでかわいらしいイメージに。名前のバリエーションも豊富です。
「桜」のつく名前「美桜」「桜子」
「美桜」(みお)、「桜子」(さくらこ)、どちらも桜の花が目に浮かぶようなかわいらしい名前です。春生まれの女の子につけてあげたい名前ですね。
「芽」のつく名前「芽依」「芽生」
「芽依」「芽生」どちらも読みは「めい」。植物が芽吹くイメージから、新鮮で前向きな女の子の印象です。英語の「May」から、5月生まれの女の子にもおすすめ。
「莉」のつく名前「莉子」「愛莉」「明莉」「莉奈」「朱莉」「莉愛」「莉乃」
「茉莉(まつり)」はジャスミンの一種をあらわします。「莉」の字が入ることで、かぐわしい香りが漂ってきそうな「癒やし」のイメージがありますね。(TEXT:樋口由夏)