女の子の名前では、ひらがな名前も毎年人気が高いもの。画数が少ないこともあり、書いたときにやわらかい印象を受けます。漢字がない分、「音のひびき」と「イメージ」を重視して名づけるパパやママが多いようです。
今回は、2017年「赤ちゃんの名前ランキング」のTOP100に入っていた名前から、女の子のひらがな名前だけをピックアップ。名字との組み合わせなどバランスを考えつつ、チェックしてみてくださいね。
1.「さくら」
「桜」という漢字も大人気ですが、ひらがなにすると、よりやわらかい印象に。桜の花の美しさやかわいらしさのイメージがアップしますね。
2.「ひかり」
満島ひかりさん、石田ひかりさんなど、女優さんの名前としてもおなじみ。「光」と漢字にすると、男の子にも女の子にも使えますが、ひらがなにすると、より女の子らしさが強調される印象に。
3.「あかり」
女の子の名前ランキングでは、漢字を使った「明莉」という字もランクイン。名前そのものは明るくて元気なイメージもありますが、ひらがなにすることで、ほっと癒やされるあかりのような、やさしい印象が加わります。
4.「ひまり」
女の子の名前ランキングの第2位には、「陽葵」という字が当てられていました。ひらがなにすることで、「ひまわり」や「ひだまり」のような、明るくてやさしい女の子を連想させます。呼びかけたときの響きもかわいらしい名前です。
5.「ひなた」
実は、男の子にも人気の名前。「陽向」「陽太」「陽大」などの字が当てられています。でも、ひらがなにすると女の子らしい名前に変わるのが不思議。一緒にいると、ひなたにいるように心が温まり、やさしい気持ちになれそうな印象の名前ですね。
6.「すず」
2019年前期朝ドラヒロインに抜擢された、女優の広瀬すずさんの影響なのか、女の子の名前ランキングで昨年は100位圏外だった「すず」が、今年は91位にランクイン。「すず」というひらがなの並びも素敵ですが、呼びかけたとき、まるで鈴がリンとなるようなかわいらしい響きになるのも印象的です。
7.「いろは」
女の子の名前ランキングでは「彩羽」や「彩葉」という漢字が当てられた名前「いろは」もランクイン。ひらがなにすると、「いろは歌」が連想され、より古風なイメージになりますが、古くさい感じはなく、むしろ個性的で新しい印象を受けます。
8.「ほのか」
「穂香」「帆花」などの漢字を当てた名前も人気です。ひらがなにすると、よりやわらかい印象の名前になりますね。(TEXT:樋口由夏)