経血が漏れてしまった!
生理期間だったある朝、目が覚めるとシーツに経血がついていました。瞬時に「ナプキンがずれて漏れてしまったんだ!」と察した私。私にとってはよくあることではあったものの、「朝からシーツを洗濯をしなくては……」とうんざりした気持ちになりました。
子どもからの指摘
私は洗濯をしようと思い、シーツをはがすことに。経血がついているところを子どもに見られたら恥ずかしいという気持ちもあったので、子どもが見ていないうちにシーツを剥がして、洗面所に持って行こうと思っていました。
しかし、私がシーツをはがす際に、子どもから「お母さん、シーツに血がついているよ」と言われてしまい、しっかり血の汚れを見られてしまったのです。私は「しまった。子どもに見つかってしまった」と、ちょっと慌てた気持ちになりました。
子どもが発した言葉
私は、子どもに「そうなんだよね。だから、洗濯しようと思うの」と答えました。すると、子どもが「僕の鼻血がついちゃったのかな?」とひと言。わが子は、鼻血を出すことが度々あったので、布団についた経血は、自分の鼻血かもしれず、自分のせいで汚してしまったと思い込んだようです。
念のため子どもの鼻を見てみると鼻血は出ていなさそうです。そのうえ、この汚れは経血が漏れたものだと自覚もありました。そのため「そうじゃないよ。お母さんの血なの」と言ってもよかったのですが、なんとなくそのときは恥ずかしい気持ちがあり……。
「あなたの血ではないよ」という言葉が出ず、「うーん、どうだろうね。鼻血じゃないと思うよ?」とごまかして伝えてしまったのです。
その後、子どもはケロッとしており心配そうにはしていなかったものの、私は洗濯をしながら「はぐらかしたことで子どもに余計な心配をさせてしまったかも」と自分の言動を後悔。そして、これまで子どもに生理について伝えていませんでしたが、子どもに生理のことを話すキッカケだったかもしれないとも思いました。次のチャンスには、「あのときの血はね……」と子どもへ生理について話せるよう、私も話す準備をしておきたいです。
著者/nanoka22
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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