突然苦しみ出した娘
義実家に行くといつも義母がおいしいごはんを作ってくれて、子どもたちも喜んでたくさん食べます。ある日、いつも通り義母の手作りごはんを2歳半の長女がモリモリ食べていて、私たちも微笑ましく見ていました。しかし、突然長女がオエッとし、顔を真っ赤にして苦しみ始めました。慌てて私が背中を叩くと、口の中から何かが出てきたのです。よく見てみると大きめのそら豆……。どうやらポテトサラダに入っていたようで、私はそら豆が入っているとは思わず、まったく確認していませんでした。義母も豆が危ないという認識がなかったようです。
長女はこのあと、そら豆を取り除いたポテトサラダを何事もなく食べ進めていました。義母とは仲がよく、また悪気があったわけでもないのであまり責めることはできず、それ以来出されたごはんを必ず私がこっそり確認して、大きな物や危なそうな物があったらさりげなく避けるようにしています。
◇ ◇ ◇
お子さんに何事もなく、本当によかったです。
作ってもらったごはんやお店で食べるごはんは、危険な大きさの物が入っていないか食べさせる前に確認して、入っていた場合は取り除くことが大切ですね。
豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は、5歳以下のお子さんには食べさせないようにしましょう。また、ミニトマトやぶどうなど、球状の食品を丸ごと食べさせると窒息するリスクがあるので、4等分にして、よく噛んで食べるよう言い聞かせてください。
もしお子さんが喉に物を詰まらせてしまったら、すぐに119番通報をし、以下の応急処置をおこなってください。
<意識がない、呼吸がない場合>
心肺蘇生(気道確保・胸骨圧迫)をおこないます。
※母子健康手帳に方法が記載されています。もしものときのために、日ごろから手順を把握しておくと安心です。
<1歳以上の子どもの場合>
腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法)をおこないます。
①子どもの背中側から救護者の両手を回す
②みぞおちの前で両手を組み、勢い良く両手を絞ってぎゅっと押す
<1歳未満の乳児の場合>
①救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげる
②子どもの背中の、肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩き、詰まった食品を吐き出させる(背部叩打法)。
それでも窒息が解除できない場合や、意識がない場合には……
③子どもをあお向けに寝かせ、心肺蘇生と同じように、左右の乳頭を結んだ線の中央で、少し足側を指2本で押す。
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作画/さくら
著者:うーちゃん
1歳と4歳の子どもを育てる専業主婦。録り溜めしたドラマを一気見するのが好き。