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「息子を見ていてくださいね」義母に頼んだ私→数分後、トイレから戻ると衝撃の光景で、私は顔面蒼白に…!

毎年お盆に開かれる義実家の親戚の集まり。楽しく過ごしていたと思っていた矢先に、思いもよらぬ事件が起きることになったのです……!

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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数分の間の出来事

お盆に義実家に行くと必ず、義母がフルーツを用意してくれています。事件が起きたのは、息子が2歳になったばかりの年。

 

普段からぶどうやトマトなど、息子が誤嚥してしまいそうなものは、かなり小さめに切って食べさせていた私。ぶどうやミニトマトも4等分に切っていましたし、食べるときには必ずそばについて目を離さないようにしています。もちろん、そのことは普段から夫も理解しています。
 

その日、食事が終わったあと、私がトイレに行っている間の数分の間に事件は起きました。食後のデザートにと、毎年恒例の高級シャインマスカットを出してくれていたのです。息子のお皿にも大きなシャインマスカットがそのまま置いてあったようで、フルーツが大好きな息子は、丸ごと口に入れてしまった模様。
 

 

 

私がトイレから戻ると、息子はひとりで噛みきれないシャインマスカットを口いっぱいに入れて涙目になっていました。私は慌てて息子に駆け寄り、下を向かせて人差し指を口の隙間に突っ込んでシャインマスカットを吐き出させました。

 

その後、息子は特に何事もなく過ごせましたが、あと少し私がトイレから戻ってくるのが遅かったらと思うと今でもゾッとします。あきれたのは、その場にいた夫がテレビに夢中で、息子に起きている危険にすら気づいていなかったことです。このことをあとから私に指摘されて知った夫は、顔面蒼白になっていました。

 

そして帰宅後、夫には息子が食べ物を口にするときは絶対に目を離さないでほしいことを厳しく伝えました。

 

 

義母の好意にはとても感謝していますが、本当にヒヤッとした出来事でした。その日を境に、同じ事故が起こらぬよう、家で与えている食べ物の大きさなどはその都度、伝えるようにしています。

 

※子どもの口の中に異物が見えており取れそうな場合は手を入れて掻き出しますが、異物が見えない状態で手を入れて掻き出そうとすると、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりするほか、異物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので危険です。奥まで手を入れることはしないようにしましょう。

※小さな子どもにぶどうやミニトマトなどの球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。大人が見守っていることも大切です。

 

 

イラスト/海乃けだま


著者:なかまる あゆみ

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