3秒前まで安全なところにいたのに…!
この日は天気が良く、いつものように玄関先の外に洗濯物を干していました。1歳5カ月の娘も一緒に玄関先にいて、安全を確認しながら遊ばせていました。娘はじっと座って、洗濯バサミを繋げて遊ぶのに夢中。
わが家の玄関は外階段が2段あり、数歩歩いたところに玄関扉があります。このとき、娘は階段には登っておらず、私の足元で遊んでいました。ところが、ふと振り返った次の瞬間、娘が玄関の外階段を1段登っていて、1段目の階段のギリギリに立っていたのです。
私は慌てて手を差し伸べましたが娘の洋服の袖しかつかめず、そのまま階段を転落。娘は顔と手を強く打ちました。落ちた先が砂利だったため、鼻の下や唇から出血。慌てて抱え上げましたが、血まみれの娘の顔に私も動揺するばかり。
すぐに救急車を呼ぶべきか相談窓口へ電話しました。娘は意識がはっきりしていて、やりとりもできていたので、とりあえず脳神経外科を受診するようにと指示を受け、病院へ急ぎました。病院でひと通り検査をして異常がなかったからよかったものの、もし裾をつかめていなくて打ちどころが悪かったら……と思うと、今でも涙が出そうです。
安全な場所で遊んでいたはずの娘が、数秒後に急に階段から落ちてけがをするという本当に怖い体験でした。子どもから数秒目を離すだけでも、こんな事故に繋がるのだと教訓になりました。事故後、洗濯物を干す際は、必ず自分の視界に入る場所で遊ばせるようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:なかまる あゆみ
2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子の2児のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。