走り回る危なっかしい長男
歩き始めが早かった長男。1歳3カ月で少しずつ走り出していました。毎日のように家の中を走っては転んでの繰り返しで、危ないものをどけたり、角を保護するテープを貼ったりと工夫する毎日を送っていました。
その日も、長男は走るのがおもしろいのか、テレビ台に向かって一直線。大体はテレビ台につかまって、また戻ってくるという繰り返しでしたが、その日はテレビ台に顔面を激突!
大きな泣き声を上げる長男は、目のあたりから大量の血が! よく見ると目尻のまぶたのあたりが切れていました。私は驚いてすぐにタオルで止血をしながら、かかりつけの小児科へ電話をしました。
原因はテレビ台のアレだった
傷口を押さえて徐々に血が止まってきたことを伝えると、「目の周りは皮膚が薄いので、少し切れただけでもたくさん血が出ることがあるので気をつけてください」とのこと。また、目をぶつけていたら怖いので眼科の受診をすすめられ、すぐに向かいました。眼科で目に傷がついていないかなどを見てもらった結果、傷はついておらず、経過観察となり帰宅。
帰宅したあと、角にはテープを貼っているし、どこにぶつけてケガをしたのか気になり、テレビ台をよく見てみることに。すると、テレビ台の表面に扉を固定しているビスがあり、それにぶつかったのだとわかりました。1mmほどの突起物ですが、ぶつかり方によってはケガにつながるおそれがあるのだと驚きました。
この出来事があってから、テレビ台の表面のビスはマスキングテープで覆うようにしました。予想外のものでケガをするので、前もって対策するには限度がありますが、子どもが成長するにつれて危険なものも変わってくるので、定期的に見直すことが必要だと感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!
監修/助産師 松田玲子
イラスト/ミロチ
著者:やまぐち さき
4歳の女の子、2歳男女の双子、夫との5人暮らし。子宮内膜症からの手術、不妊治療を乗り越えて育児中。闘病や不妊治療、双子の出産・育児の経験をもとにライターとして活動中。