再びお金を借りようとしてきた義兄
夫は義兄に「少しずつでもいいからお金を返してくれ」と言いましたが、数カ月経っても義兄から返金される様子はありません。それどころか半年後に「20万貸してくれ」と再び義兄から夫に連絡が来たのです。
「俺にも家族がいる。もう貸すことはできない」ときっぱり断る夫。その様子を見て、ほっとする私。子どもが生まれたばかりでお金のトラブルは避けたい気持ちでした。
それから実家で年に数回、義兄と顔を合わせましたが、わざわざ奥さんがいない場所で「お金は今度返す」としか言いません。そして結局一度も返金がなく、2年が経過。本当にお金が返ってくるのか疑問が出てきました。
仕事を失って義両親に無心していた
ある日、義両親の連絡によってとんでもない事実が発覚しました。この数年間、義兄は仕事をしておらず、義両親から毎月のようにお金を無心していたというのです。耐えられなくなった義両親は夫にSOSの連絡。
話を聞くと、義兄は朝に家を出て公園などで時間を潰し、パートで働いている奥さんや子どもには仕事をしているフリをしていたそう。奥さんは、私の夫や両親からお金を借りているとは知らなかったのです。
夫はそれから義兄に連絡を取り、無心をやめて仕事をするよう説得しました。さらに、休日を返上して義兄と両親の話し合いの間に入ったり、役所に行ってセーフティーネットを義兄の代わりに探していました。
この後、最終的に住宅ローンの滞納により家は競売にかけられ、家を失った義兄家族。間もなく義兄夫婦は離婚し、2人の子どもは奥さんが引き取りました。
このときは私たちには2人目の子どもが生まれたばかりで、子育ては大変な時期でしたが、身内の問題では仕方ありません。今では義兄は改心し、一生懸命に働いているようです。その様子を知って、貸した30万円が返ってくるのを待つつもりでいる私たち夫婦です。
著者:下園ひかり/2019年生まれの娘、2021年生まれの息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年4月)