お父さんが向かった先は…?
私は戻ると言った父を冷たいと思いましたが、母は「お父さんが向かったのはきっとお店じゃないわよ」と言います。
かおりさんのお父さんは、お母さんの予想通りいちろうのもとを訪れます。
ワンオペでこはるに手を焼くいちろうを見たお父さんは、
「ちょっと代わってもらえるか?」と言いました。
いちろうがしぶしぶこはるを委ねると、なんとこはるはすぐにすやすやと寝ついたのです。いちろうはお父さんも昔はイクメンだったのかと感動し、その後かおりさんに無理させたことを謝罪しました。
お父さんはいちろうに理解を示しますが、ひとつだけ言いたいことがあると発言。
鬼気迫る表情で「仕事を舐めるな……!!」と言い放ったのでした。
突然のワンオペ育児に慌てふためくいちろうさんでしたが、かおりさんのお父さんの訪問によって救われました。泣く赤子をすんなり寝かしつけられることから、かおりさんのお父さんが昔からしっかり子どものお世話をしてきたことが伺えますよね。
かおりさんのお父さんが若いころは、まだ男性が育児をすることは珍しかったはず。そんな世間の風潮に流されず、子育てに向き合ってきたお父さんからは学べるものが多くあるのではないでしょうか。身近に育児の先輩がいてくれることほど心強いものはありません。かおりさんのお父さんに会ったことで、いちろうの意識もいい方向に変わったらいいですね。
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