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「どうしよう…」泥酔した義父に絡まれた私。困っている私を見て助けてくれたのは…

結婚して間もないころ、お正月に義実家へ帰省したときの話です。最初は楽しく過ごしていたのですが、泥酔したお義父さんが絡んでくるように。家族だし我慢しないと、と思い、笑って流していた……そのときに……。

結婚して初めての義実家帰省

夫と結婚した翌年のお正月、義実家に帰省することになりました。顔合わせをしたときの第一印象がとてもよく、入籍後もたくさんお祝いをしてくれた義両親。そこまで心配はしていませんでしたが、入籍後に初めて会うタイミングでもあり、今回を機に義両親とは仲を深めたいと思っていました。

 

義実家では積極的に義両親へ話しかけ、打ち解けられるよう雰囲気作りに気を配っていた私。そういった努力の甲斐あってか、とても和やかな時間を過ごすことができていました。

 

しかし……お義父さんのお酒が進むにつれて……。

 

泥酔する義父…助けてくれたのは

お正月ということもあり、ついつい飲みすぎてしまったお義父さん。次第に距離が近くなり、絡み酒になってきました。家族になった手前、強く拒否もできず、私は苦笑いしながら我慢することに。お義母さんが注意してくれるものの、いつものことらしくお義父さんの絡み酒はなかなか止まりません。

 

すると席を外していた夫が戻ってきて、「何してるんだよ!」とお義父さんを一喝! 私が困っているのを見て、助けてくれたのです。

 

普段はおとなしい夫が声を上げる姿に、私も義両親もビックリ。息子に怒られたお義父さんは、さすがに大人しくなりました。そのときの夫はとても心強く、頼もしく感じました。

 

夫を見直すきっかけに

その後、お義父さんから「家族が増えるのがうれしくて飲みすぎてしまった。ごめんなさい」と謝罪があり、今後は飲み過ぎないことを約束してくれました。

 

普段は穏やかで、めったに声を荒げることがない夫。やさしすぎて、時々、頼りないと思うことも正直あります。しかし、いざというときに私を守ってくれたことで、私は夫を見直しました。夫が困ったときには、私も力になりたいと思うようになったのです。

 

 

結婚して間もないころ、義実家に帰省したときの出来事でした。今でも義実家に帰ることはありますが、夫が目を光らせているおかげで、お義父さんに絡まれることはなくなりました。夫のおかげで、安心して義両親との付き合いを続けられているところもあるのかなと感じています。

 

著者/柏あかり
イラスト/ほや助

 

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