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頭痛の原因が肩凝りにあったなんて!つらい肩凝りと頭痛から抜け出せた方法とは 【体験談】

若いころにはなかった肩凝り。家事や育児に追われ、肩凝りをほぐすことなくバタバタと過ごすうちに、張っていると感じるだけの肩凝りが痛みや頭痛にまで発展していることに気付きました。つらい頭痛と肩凝りから抜け出した私の体験談をお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師粒来 拓先生

日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
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肩凝りを放置する日々でいつの間にか頭痛に!

家事に育児にと、基本的に前かがみの姿勢でいることが多い生活を何年も続けていました。肩が凝っているのはわかっていても、バタバタとした日々にほぐすことなく放置することも度々ありました。それでも30代前半ぐらいまでは、放置していてもたまに夫にもんでもらって、ほぐすだけで事なきを得ていました。

 

ところが30代後半に差し掛かるあたりから肩凝りをほぐせないどころか、たまに頭が痛くなるように。初めは頭痛の原因が肩凝りにあるとはまったく思わず、痛み止めを飲んだり横になったりしてしのいでいました。

 

そんなある日、お風呂で温まりながら頭の痛い箇所をぐっと指で押してみたとき、気付いたのです。頭を押すと肩も痛いというか刺激されているようで、頭から肩までつながっているような気がしました。また、肩がほぐれているときは頭痛がしていなかったということと、肩凝りの凝り具合と頭痛の強さが比例していることにも気付いたのです。私は恐い病気でも隠れているのかもしれないと内心ビクビクしながら生活していたので、頭痛の原因がわかって少しホッとしました。

 

マッサージチェアでもんでもすぐまた肩が凝る!

頭痛の原因がわかっても、肝心の肩凝りがなかなか良くならないので、つらさは同じでした。市販の肩もみグッズを買ってみても、使っている間は「あー気持ち良いわー」となるのですが、凝りがちゃんとほぐれるわけでもなく、その場しのぎにしかなりませんでした。流行っていた電動マッサージクッションを使っても同じでした。

 

そのころ、まとまった額の臨時収入があり、気が大きくなってマッサージチェアを購入しました。全身の凝りをほぐしてくれるものです。人の手でもんでくれるようなコースもあり、マッサージに通う暇もない私にはうってつけでした。たった15分のマッサージ時間は、私にとってはかなり癒やしの時間になりました。こんなに気持ち良いんだから肩凝りや頭痛もなくなるんじゃないか、そんな期待を抱いていたのです。

 

しかし、全身を癒やすマッサージチェアを使っても、私の肩凝りはそのときだけ良くなって、次の日にはまた肩がパンパンに凝ってしまいました。

 

 

姿勢改善をするだけ?自分で肩凝りを引き起こしていた!

整骨院のイメージ

 

肩凝りから来る頭痛、さらには張っている肩凝りの部分だけでなく肩自体も痛み出したので、私は時間を取り整骨院に通うようになりました。そこで体をしっかり見てもらってわかったことは、猫背であるがゆえに四六時中肩に負担をかけているということでした。中年になり肉付きが良くなることでさらに肩が丸くなり、背中の筋肉と腕の筋肉が癒着しているとも言われました。この癒着が肩の痛みになり、四十肩、五十肩になるそうです。私の肩はまさに四十肩直前の状態だったようです。

 

対策としては猫背を治すこと筋肉の癒着を剥がすことで、手の指先を肩に乗せて大きく腕を回す運動を教えてもらいました。今までなんとなく肩が凝っているときに腕を回していましたが、教えてもらった運動は汗をかくぐらいしっかり腕を回すものでした。

 

そして壁に後頭部、肩、おしり、かかとが付くのが正しい姿勢だと教えてもらいました。まじめに腕回しの運動と1日数回壁に立って姿勢をチェックすることと整骨院に通うことを1カ月ほど続けると、あれだけ毎週のように頭痛に悩まされていたのがうそのようになくなったのです。

 

まとめ

運動と姿勢チェックを続けて姿勢を改善するだけで、私の肩凝りと頭痛はすっかり良くなりました。自分で自分の肩に負担をかけ続けていたことにびっくりしましたが、改善できてよかったです。あのまま放置していたらと思うとゾッとします。まだ油断をすると猫背になってしまうこともありますが、すぐに気付き姿勢を正し、ひどい肩凝りにつながることはなくなりました。これからまだまだ長い人生、しゃんとした姿勢で年を重ねていきたいです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:のりか

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